NARUTO -ナルト-の登場人物

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NARUTO -ナルト-の登場人物(ナルトのとうじょうじんぶつ)では、漫画『 NARUTO -ナルト-』、およびそれを原作にした同名のアニメ( 第一部第二部の疾風伝)に登場する主な架空の人物を列挙する。

木ノ葉隠れの里(火の国)

ナルトの同期生達

班には、ナルトの同期生と彼らの担当上忍がそれぞれ所属する。第三班のメンバーは担当上忍のガイの判断で1度中忍試験への参加を見送っており、彼らは1期上となるが中忍試験には他の3つの班と同時期に参加しており、以降も度々交友が続いている。

第七班

カカシ・ナルト・サスケ・サクラの四人一組(フォーマンセル)。サスケが里を抜けナルトが修行に出てからは一時解散状態となり、ナルトが戻ってからは隊長代行としてヤマトが、補充要員としてサイが加わる。ナルト・サスケ・サクラの三人は、それぞれ伝説の三忍に師事していたことがある。

はたけカカシ
声 - 井上和彦田村睦心(幼少)、演 - 岩崎大君沢ユウキ
第七班の教官。異名は「写輪眼のカカシ」「コピー忍者」。
うずまきナルト
- 竹内順子小暮英麻(ナルコ姿)、演 - 屋良朝幸松岡広大
本作の 主人公。体に 尾獣の一体・ 九尾の妖狐を宿している人柱力。「だってばよ」を語尾につけるのが口癖。
うちはサスケ
声 - 杉山紀彰東山奈央(乳児期・幼児期)、演 - 町田慎吾佐藤流司
ナルトの親友でありライバル。うちは一族の末裔。第二部からは抜け忍となりナルト達と一度は敵対するも、第四次忍界大戦にて復帰する。
春野サクラ(はるの サクラ)
声 - 中村千絵、演 - 三倉茉奈、三倉佳奈(ダブルキャスト)、 伊藤優衣
第七班の紅一点。
ヤマト
声 - 小山力也合田絵利(幼少)
第二部から登場。暗部の隊員であり、疲労で任務を継続できなくなったカカシの代理として第七班の隊長を務めた。
サイ
声 - 日野聡
第二部から登場。暗部養成機関「根」のメンバーだったが、里を抜けたサスケの穴埋めとして第七班に配属された。

第十班

アスマ・シカマル・いの・チョウジのフォーマンセル。各自の能力をうまく組み合わせた連係プレーが特徴。シカマル・いの・チョウジ(通称「猪鹿蝶トリオ」)の3人はそれぞれの親の代から親交があり、3人とも下忍の頃からそれぞれの父親から受け継いだお揃いのピアスをつけていた。中忍昇格後はアスマから新たなピアスをもらっており、それぞれの子供が忍になった時にそれを託すことになっていた。

猿飛アスマ(さるとび アスマ)
アスマが使用するチャクラ刀
声 - 小杉十郎太瀧本富士子(幼少)
第十班(アスマ班)の担当上忍。喫煙者で常に煙草を咥えている。木ノ葉では珍しいとされる風のチャクラ性質を持つ。 メリケンサックとナイフが一体化したチャクラ刀「アイアンナックル」を武器として扱い、チャクラを流し込んだアイアンナックルは岩を貫通するほどの攻撃力を持つ。三代目火影であるヒルゼンの息子で、その孫である木ノ葉丸にとっては叔父にあたる。火の国の大名を守護するために国内の各地から集められた12人の忍によって構成された精鋭集団「守護忍十二士」の元メンバーであり、同じく元メンバーで親友の「火ノ寺」の忍僧・地陸と同様に彼の首にも賞金が懸けられていた。
ヒルゼンに反発して一時期には木ノ葉の里を離れていたが、父の死後には猿飛一族に生まれたことに誇りを感じていた。教え子のシカマル・いの・チョウジが中忍に昇格した際、独立しても彼らがかつて第十班のメンバーとして共にあったことを忘れないように3人に揃いの ピアスを授けた。同じ上忍の紅とは第一部から恋愛関係を伺わせる描写があったが、第二部では婚約するまでに仲が進展した。戦後に生まれた紅との娘・ミライからは尊敬されている。
第一部の木ノ葉崩しの際には、陽動の役割を果たし追い込まれていたシカマルを救うため、取り囲んでいた音忍9人を瞬殺した。その数日後には里に侵入した暁のイタチと鬼鮫と対峙し追いつられるも、カカシと紅との連携やガイの救援もあり2人を撃退した。第二部では新術を開発する過程で風の性質変化の修業をしていたナルトに、カカシの紹介で習得のコツを教えた。直後に火の国に侵入した暁の飛段と角都との戦いにおいては、飛段の呪いに掛かり重傷を負うも、シカマルの分析により術を外して飛段の首を切断したが、角都の参戦もあり復活した飛段に心臓を貫かれて致命傷を負い、その後集まった教え子たちにそれぞれ最後の言葉を遺して息を引き取った。
第四次忍界大戦ではカブトの穢土転生によって蘇生され、同じく蘇生されたダン・ヒザシ・角都と行動を共にさせられる。かつての第十班であるシカマル・いの・チョウジと交戦、最終的に戦意を取り戻したチョウジによって決定的ダメージを負い、シカマルの「影真似手裏剣の術」によって身動きが取れなくなり、3人に感謝の意を伝えて「布縛りの術」で封印された。
奈良シカマル(なら シカマル)
奈良一族の紋様
声 - 森久保祥太郎、演 - 服部翼→ 小林辰也
黒髪の長髪を頭上にまとめて縛った髪型が特徴。父は上忍の奈良シカク、母は中忍の奈良ヨシノ。「めんどくせぇ」が口癖でやる気の無さを丸出しにしており、忍者学校ではいつも居眠りをしていたためナルトに次ぐ成績の悪さだったが、実際は IQ200以上の切れ者であり、卒業して以降は作中でもトップクラスの戦略家にまで成長した。影を操る奈良一族の秘伝忍術「影真似の術」とその応用術を使用し、基本的に術の用途は敵の捕縛のため威力は低いが、戦術でそれを補い勝利に繋いでいる。幼少期より影ながらナルトの身を案じていた数少ない人物であり、木ノ葉の住民がナルトを迫害することに疑問を抱いていた。
第一部の中忍試験では第三試験の本戦まで進出し、テマリと頭脳戦を繰り広げてあと一歩まで追い詰めたものの、チャクラ不足で自ら棄権したが、その頭脳を買われて同期のメンバーの中では最も早く中忍に昇格した。試合直後の木ノ葉崩しの際には死を覚悟して音忍の足止めを買って出て窮地に陥るが、アスマによって助けられた。中忍になって最初の任務であるサスケの奪還作戦では、下忍のナルト・キバ・チョウジ・ネジを招集し、リーダーとして作戦を指導。仲間達が苦戦する中、自身も多由也と戦い追い詰められるが、テマリの助けによって仲間と共に生還した。帰還後は任務失敗に加えて仲間も瀕死の重傷を負ったことから自責の念に駆られるが、シカクや綱手の言葉もあり次の任務は成功させることを誓った。
第二部の開始時では中忍試験の係員を任されていた。暁の角都・飛段との戦いでは、飛段の能力を見破りアスマを助けるものの力及ばず、最後には師である彼の死を看取ることとなった。その後はチョウジ・いの・カカシと共に角都・飛段の討伐に向かい、知略を巡らせた策を講じて飛段を引き離して奈良一族しか入ることのできない森に引き付け、全身をバラバラに爆破して落とし穴の底に生き埋めにした。自来也がペインとの戦闘で戦死した後は、落ち込んで元気の無いナルトを自身がアスマを失った経験から励ました。ペイン戦後は木ノ葉の復興作業の中、同期と話し合いサスケを木ノ葉の手で処理することを決意し、第七班を説得する役に名乗り出てサクラにもその旨を伝えるが、鉄の国から帰ってきたナルトからサスケと闘うことを制止された。
第四次忍界大戦では第4部隊の副隊長に任命された。戦場ではチョウジ・いの・シカマルのコンビネーションで穢土転生で蘇ったアスマと雲隠れの金角を封印し、さらに蘇った角都の動きを止め、直後に現れたトビを影真似の術で拘束するが、外道魔像に襲われチョウジに間一髪で救出された。十尾の復活後は他の部隊と共にナルトと合流し、現場で本部からの指示を仰いでいたが、本部の壊滅を悟った父・シカクの遺言を受け取り、連合軍の指揮を引き継いだ。その後神樹の出現によりチャクラを奪われ瀕死の状態に陥るも、綱手の治療を受けて復活した。無限月読の幻術世界に引き込まれた際には「自身の両親やアスマと紅(既に子供を出産している)を見て『結婚なんて面倒くさいことは止めとく』とテマリと同意している世界」を見せられていた。
第四次忍界大戦後は上忍に昇格、六代目火影となったカカシの補佐を務めるようになり、それまで以上に慌ただしい日常を送るようになったことで、それまでの自分を見失いつつあったが、「黙の国」での任務を経て本来の自分を取り戻した(小説「シカマル秘伝 闇の黙に浮ぶ雲」)。また、この出来事で自分の背中を押してくれたテマリとの仲も進展し、ナルトとヒナタに続き結婚、息子のシカダイを授かった。ナルトが七代目火影となってからはその補佐役を務めている。
山中いの(やまなか いの)
声 - 柚木涼香、演 - 伊波杏樹→ 藤木かおる
山中家の家紋
第十班の紅一点。父は上忍の山中いのいち。実家は花屋で、よく家業を手伝っているため花言葉や植物に詳しい。金色の長い髪に青色の目を持つ [1]。第二部以降は右眼が隠れるほど髪が伸びており、服装もヘソ出しになっている。髪型は幼少期はショートヘア、第一部からは ポニーテール、『THE LAST』では腰近くまで伸びた髪を下ろしており、最終話では再びポニーテールになっている。山中一族に伝わる心転身の術を使用することができ、敵や動物の心に入り込んで肉体を操ることができる。任務ではこの術を利用して偵察役を任せられることが多い。反面、術中は無防備になってしまうという欠点もあり、攻撃は不得手という弱点もあって術の使用中や戦闘は仲間に頼りがちになりやすい。本人もそれらの状況では役に立てないことを自覚している。
サクラに負けず劣らず気の強い性格だが、その一方で繊細さも持ち合わせている。サクラとは親友にしてライバルでもあり、幼少期の頃からサスケに好意を持っており、サクラと会えばいつもサスケを巡って喧嘩ばかりしている仲だが(当時は「デコリーン」「いのブタ」と呼びあっていた)、サクラのことを誰よりも大事に思っている。アスマ曰くアカデミー時代は、新人くノ一の中では抜きん出た存在であったらしい。いじめられっ子だったサクラが、現在のような明るい性格になったのはアカデミーで彼女と出会った影響である。サクラにとって彼女は憧れであり、コンプレックスを感じさせるため越えて対等になりたいと思われていた。
第一部の中忍試験では第一試験のペーパーテストをサクラの精神に入り込みカンニングに成功。第二試験の死の森でのサバイバルではシカマルやチョウジと共に、音忍との戦闘で追い詰められていたサクラを救った。第三試験の予選ではサクラと対決し、心転身の術でサクラの体を乗っ取って試合を棄権させようと試みるが、内なるサクラの抵抗にあって失敗し、互いに消耗した体で最後の一撃を打ち合うも引き分けに終わった。しかし、真剣に戦うサクラの姿を見て彼女の成長を笑顔で認めた。その後、アニメ版ではサクラが既に医療忍術で貢献しているのを見て医療忍者を志し、サクラに綱手に頼んで貰い妹弟子となる。
第二部では中忍に昇格しており、医療忍術を使うことが出来るようになっている。サイと対面した際は、サスケに少し似た彼に気のある素振りがあった。暁に殺害されたアスマの仇討ちでは、心転身の術で鳥の精神に入り込んで空から暁の飛段と角都を発見したが、戦闘には殆ど参戦できず、医療忍術を使う場面も殆どなかった。第四次忍界大戦では第5部隊に配属され、穢土転生した金角との戦いでは、心転身の術で金角に入り込んでダルイの呼びかけに応じて金角を「琥珀の浄瓶」に封じ込め、穢土転生したアスマとの戦いでは戦意喪失したチョウジに入り込んで危機を救った。その後、ナルト達を助けるため連合軍とともに駆けつけて二回、心転身の術でオビトの精神に入り十尾の攻撃をずらした。その後は現場で本部からの指示を仰いでいたが、本部の壊滅を悟った父・いのいちの遺言を受け取り、連合の指揮を引き継いだ。無限月読の幻術世界に引き込まれた際には、「自分と父の前でサスケとサイが自分を巡って言い争っている世界」を見せられていた。
第四次忍界大戦後は、黙の国での任務(小説「シカマル秘伝 闇の黙に浮ぶ雲」)でサイの精神に侵入したことをきっかけに彼を意識するようになり、後に結婚して息子のいのじんを授かっている。最終話では猪鹿蝶の伝統を子供たちの代にも継がせようとしているものの、それに消極的な周囲に対し苛立ちを露わにしている。
秋道チョウジ(あきみち チョウジ)
声 - 伊藤健太郎川島悠美(幼少)、演 - 加藤諒
秋道一族の16代目。父は上忍の秋道チョウザ。一人称は「ボク」。第一部では逆立った茶髪をしていたが、第二部では父親と同じような長髪となった。『THE LAST』では短髪になり、 最終話では再び長髪でオールバックヘアになっている。体を巨大化させる秘伝忍術・倍化の術を使用する。アスマからは「誰よりも優しい男」と言われるほど普段は仲間思いのおっとりした性格。自称「ポッチャリ系忍者」で、「デブ」と言われると性格が豹変する。食べる事が大好きで、班の打ち上げの 焼肉でも代金が払えなくなるほど大量に食べ、上官であるアスマを困らせていた。シカマルやキバらと共に影ながらナルトの身を案じていた数少ない人物であり、ナルトを精神的に支えていた。
ぽっちゃりした体系なのは秘伝のためという理由があり、それを代々遺伝としている(アニメ版にて、いのが言及している)。術を使用する際には、肉体への負担と引き換えに爆発的な力を引き出す秘伝の丸薬(青のホウレン丸・黄のカレー丸・赤のトンガラシ丸)を携帯することがある。これらには 兵糧丸以上の効用があるが、効く分自分への反動も大きく、トンガラシ丸を服用すると命に関わる。ただしこれは力を強制的に引き出すためのものであり、自力で引き出すことができれば副作用は出ない。
第一部の中忍選抜第三試験の予選にて音隠れのドスと対戦。音で攻撃するドスに対し耳をふさいだ状態で対抗するも、全身に衝撃波を受け対抗しきれず敗北した。サスケの奪還任務ではシカマルが侮辱されたことに激怒、仲間たちに兵糧丸を渡して先に進ませ、自身は秋道一族秘伝の丸薬を使い、シカマルの期待に応えるため命懸けの必殺技「蝶弾爆撃」を命中させて勝利を収めた。しかし、仲間たちを追うことなく昏睡状態に陥り、任務終了後に木ノ葉に搬送され医療部隊による集中治療を受けて回復した。
第二部では中忍に昇格した。暁の飛段と角都が木の葉を襲撃した際は、いのと共にアスマ達の援護に駆けつけるが時既に遅く、アスマの死を看取ることになる。直後のアスマの仇討ち忍務ではシカマルと共に角都と交戦するも、決定打を与えるには至らなかった。第四次忍界大戦では第4部隊に配属され、シカマル・いのと共に九尾化した金角の封印を行うが、敵として蘇生されたアスマと再会し、自分を倒すよう促すアスマを殴ることができず苦しむも、シカマル・いの・チョウザの言葉で吹っ切れ、秘伝の丸薬無しで蝶のチャクラを纏った超戦闘形態・蝶チョウジモードを発動させ、猪鹿蝶のコンビネーションでアスマを倒した。その後、無限月読の幻術世界に引き込まれた際には「大量のご馳走を前にし、大食いマニアの女性に惚れられている世界」を見せられていた。
戦後は事後処理などで木ノ葉に出入りするようになった雲隠れのカルイと恋仲になり後に結婚、一人娘のチョウチョウを授かっている。『BORUTO』ではそのチョウチョウと一楽でラーメンの大食い対決をしていた。

第八班

紅・ヒナタ・シノ・キバのフォーマンセル。探索力に優れた能力を持つ感知タイプのチームであり、サバイバル戦に強い。

夕日紅(ゆうひ くれない)
声 - 落合るみ潘めぐみ(幼少)
第八班(紅班)の担当教官である上忍であり、初登場時は新米の上忍だった。ヒルゼンからは「木ノ葉一の幻術使い」と言わしめる実力者であり、作中でも幻術を駆使して戦っている。アスマとは恋愛関係にあり、このことは里の中でも周知の事実となっていた。木の葉崩しの直後には里に侵入した暁のイタチと鬼鮫を相手に、アスマやカカシと共に戦うも窮地に立たされるが、ガイの救援により辛くも撤退させることに成功した。
第二部にて暁の飛段と角都との戦いでアスマが殉職した際は、自宅の前で彼の殉職を知らされた際にはショックを隠しきれず泣き崩れていた。その後、アスマの子を身ごもっていることが明らかになり、加えてアスマを亡くした心傷から任務を外れていた。自来也の死の報せを聞いてナルトが落ち込んでいた際には、彼を諭そうとしたシカマルの仲介で引き合わされ、ナルトが悲しみを乗り越えるきっかけを間接的に作った。第四次忍界大戦後は、娘のミライを守るために猿飛の姓を名乗るようになった。
日向ヒナタ(ひゅうが ヒナタ)
声 - 水樹奈々、演 - 高橋紗妃
紅班の紅一点。日向一族の宗家当主・ヒアシの嫡子のくノ一。ネジの従妹でありハナビの姉。一族に伝わる血継限界・白眼とそれを応用した体術・柔拳の使い手。内気で引っ込み思案だが、礼儀正しく優しい性格。1歳上の従兄のネジのことは「ネジ兄さん」と呼び兄のように慕っている。
幼少期には忍としての資質が妹のハナビに劣っており、父のヒアシからは後継者の素質なしと見放なされていた。また、かつて雲隠れの里の忍による誘拐未遂に遭い、この事件で叔父のヒザシが命を落とす原因になったことから従兄のネジにも恨まれていた。こうした事情から常に孤独に苛まれており、消極的で諦めがちな性格となっていたが、忍者学校でナルトと出会ったことで次第に彼への憧れと好意を抱くようになった。
第一部の中忍選抜第三試験では従兄のネジと対戦することになり、心理的に追い詰められて戦意をなくしつつあったが、ナルトの声援を受けて重傷を負いながらも自ら忍道を貫くべく奮闘した。試験後にはネジとヒアシが和解したことをきっかけに自身もネジと和解し、ヒアシとも打ち解けるようになっていった。
第二部では中忍に昇格しており、サスケの捜索任務では第八班や第七班のメンバーと共にトビと交戦した。ペイン襲撃時にはペイン天道に追い詰めら窮地に陥ったナルトの元に現れ、ナルトへの想いを打ち明けてナルトを守るためにペイン天道に挑み、重傷を負うも第三班のメンバーたちに救助された。
第四次忍界大戦では第2部隊に配属され、10万体のゼツと交戦した。十尾の復活後は十尾から自分達を庇ったネジの死に動揺するナルトの下へ駆けつけ、ナルトの頬を叩いてネジの死を無駄にしないように目を覚まさせた。「無限月読」の幻術世界に引き込まれた際には、「ナルトとデートをしている世界」を見せられていた。
第四次忍界大戦の2年後には、劇場版『 THE LAST』における月落下事件を通して長年の想いが実り、ナルトと結ばれることとなった。結婚後うずまき姓となってからはボルトとヒマワリの二子を授かり、成長していく子供たちと帆影としての仕事に注力する夫を見守っている。
犬塚キバ(いぬづか キバ)
声 - 鳥海浩輔、演 - 飯山裕太
犬塚一族の少年。両頬の赤い逆三角形のペイントと八重歯が特徴。母親は特別上忍のツメ、姉は中忍のハナ。気性は荒いがリーダー気質でもあり、口数が少なめのシノとヒナタを引っ張っている。アカデミー時代は幼少期に孤立していたナルトの遊び仲間でもあった。鋭い嗅覚と野生の勘の持ち主で里の地理にも詳しい。忍犬の赤丸とはいつも一緒で日課は散歩。戦闘時にも赤丸とのコンビネーションを生かした術を得意とする。
第一部の中忍試験では、ペーパーテストでは赤丸を使ってカンニングに成功。第三試験の予選ではナルトと対戦するも、ナルトの機転に翻弄され敗北を喫した。当初はナルトのことを「落ちこぼれ」と馬鹿にしていたが、敗北してからはナルトを認め、ライバルとして扱うようになった。サスケの奪還任務ではシカマル・ネジ・チョウジと共に参加して左近・右近と交戦し、カンクロウの助太刀により勝利した。
第二部では中忍に昇格しており、忍犬以上に鼻が利くようになった。サスケの捜索任務では第八班や第七班のメンバーと共にトビと交戦した。ペイン襲撃の直後にはサクラ、サイ、リーと共にサスケを探すために鉄の国へ向かったが、道中でサクラにより気絶させられた。第四次忍界大戦で「無限月読」の幻術世界に引き込まれた際には「火影になり、 犬の日を休日に決めた世界」を見せられていた。
戦後は髪型をオールバックに変え顎髭を生やしている。ナルトが火影になったことについて、「七代目火影の座は俺が譲ってやった」という法螺話を吹聴しているが、周囲には無視されており赤丸にも鼻で笑われている。「 BORUTO」では、トップブリーダーとしてCMにも出演している。
赤丸(あかまる)
声 - 竹内順子(子犬)
キバの忍犬。名の由来は、普段は白いが兵糧丸を食べると赤くなることから。第一部ではだったが、第二部ではキバが背中に乗れるほどに大きく成長していた。ナルトは驚愕していたが、本人は全く気にしていなかった。戦後は紅の娘・ミライの遊び相手になっていた。最終話では、老犬となっており子供ができている。
油女シノ(あぶらめ シノ)
声 - 川田紳司、演 - 植田慎一郎
蟲使いである油女一族の少年。サングラスが特徴でゴーグルに近い型のものを着用することもあり、第二部からは服の中にすっぽり顔を隠している。寡黙で冷静な性格であり、回りくどい話し方が特徴で口癖は「なぜなら~」「~だからだ」。一族に伝わる秘術として奇壊蟲と契約を結び、自らのチャクラを餌として与える代わりに奇壊蟲を自在に操る能力を持つ。その用途は攻撃・防御・捕獲・治癒・探索・追尾など多岐に渡る。蟲の性質を巧みに利用した頭脳戦を得意とし、戦闘の数手先を読む分析力と高い戦闘力を備えている。
第一部の中忍試験では、ペーパーテストでは奇壊蟲を使ってカンニングに成功。第三試験予選では音隠れの里のザクを倒して本線に出場した。本戦では1回戦はカンクロウの棄権により不戦勝となる。その直後の木ノ葉崩しでは逃亡するカンクロウを追跡しなんとか勝利するも、毒による攻撃を受けたことで倒れてしまい、先行させたサスケの援護には行けなかった。その後のサスケ奪還任務ではメンバーの候補に挙げられるも別任務に出ていたため参加できず、以降本人はしばらくこの件を引きずっていた。
第二部では中忍に昇格しており、サスケの捜索任務では第八班や第七班のメンバーと共にトビと交戦した。ペイン襲撃時には父のシビと小南に対峙するが逃げられた。第四次忍界大戦では第5部隊に配属され、10万体のゼツと交戦した。「無限月読」の幻術世界に引き込まれた際には「新種の巨大な蟲を発見した世界」を見せられていた。
戦後は忍者学校の教師になり、同期の子供達のクラスの担任になっている。バイザーを装着しているが、影が薄さは変わらず話の結論を遮られてしまう所は少年時代と変わってない。生徒からは「油女先生」又は「シノ先生」と呼ばれている。

第三班

ガイ・リー・ネジ・テンテンのフォーマンセル。ガイの判断で一年遅らせてナルト達と同時期に中忍試験を受けているため、一期上にあたる。体術に秀でた近接戦特化のチーム。

マイト・ガイ
声 - 江原正士牧口真幸(幼少)
ガイ班の担当上忍。太い眉毛に黒髪のおかっぱ頭で、自家製の緑色のボディスーツに脚絆を装着している。情に厚く涙もろい性格だが、冷静な状況判断や対応力も併せ持っている。カカシとは同期で、彼を初対面の頃から「永遠のライバル」として常に意識しており、時間を見付けてはライバル勝負を挑んでいる。かつては忍術や幻術を使うことができなかったため、アカデミーの入学試験でも補欠合格だったが、それを補うために幼少期から体術の修行に多くの時間を割き重点的に鍛え上げ、父のダイと同じく、身体能力を極限まで高めることができる「八門遁甲の陣」を会得し、マダラからも「体術において自分と戦った相手の中で右に出る者は一人としていない」と称された。また、忍術や幻術も修行によって幻術返しや口寄せの術など扱えるようになった。
第一部の木ノ葉崩しではカブトの幻術をカカシと共に解き、里を襲撃した音忍を圧倒した。その後に暁のイタチと鬼鮫が木ノ葉の里に侵入した際には、苦戦していたアスマ・紅・カカシの3人の救援に駆け付け、2人を撤退させることに成功した。第二部では第七班の救援として第三班のメンバーと共に我愛羅の奪還任務に当たり、道中で過去に戦った鬼鮫 [2]と再戦となり、大規模な水遁の術に苦戦を強いられるが、超高等体術の「朝孔雀」を用いて撃破した。暁のアジトで第七班のメンバーと合流して入口に施された「五封結界」を解くが、仕掛けられたトラップ「鏡面襲者の術」により出現した自分の偽者と交戦して辛くも勝利し、カカシやナルトと対戦していたデイダラを第三班の連携で追い詰めるが、デイダラの「自爆分身」の術によって逃亡を許した。
忍連合軍の結成後はナルトの護衛のためにヤマトやアオバと共に雲隠れの孤島・島亀に向かい、そこで潜入していた鬼鮫を「朝孔雀」や「昼虎」を用いて倒したが、開門の後遺症による疲労と筋断裂により倒れ込み、忍連合軍に合流した際のサクラに治療されて戦列に復帰した。第四次忍界大戦では第3部隊に配属され、穢土転生で蘇った血継限界の忍や忍刀七人衆達と交戦、敵を全滅させる。その後はナルトとビーの増援に向かい、尾獣六体を操るオビトと交戦した。しかし、マダラが戦場に現れて劣勢となり、須佐能乎に対して「昼虎」を放って応戦するも肉体疲労に苛まれ、オビトによる 十尾の復活後に合流したサクラに再度治療された。
マダラがオビトから十尾を奪った後は、我愛羅・リー・ミナト・カカシと共にマダラに立ち向かい、八門の最後の門である死門を開放して「夜ガイ」を放ちマダラの半身を抉るほどのダメージを与える。しかし、倒すことはできず意識を失い、右足の末端がボロボロに崩れて心臓部に残った最後のチャクラも消えかける瀕死の状態に陥るが、現れたナルトによって救われて命を繋ぎ止めた。第四次忍界大戦終結後は、八門遁甲の影響で歩けなくなり 車椅子生活を送っているものの、車椅子で家の屋根の上に乗るなど巧みに使いこなしている。
ロック・リー
声 - 増川洋一、演 - 佐藤祐吾
ガイの愛弟子。師匠のガイと同じく太い眉毛に黒髪のおかっぱ頭をしている。一人称は「僕」。熱い意思を持ち誠実で勤勉な性格だが、あまりの熱血ぶりに周囲から呆れられることもある。礼儀正しく同世代の人物に対しても基本的に 敬語で話す [3]。忍術・幻術の才能が全く無かったためアカデミーでは「熱血落ちこぼれ」と馬鹿にされていたが、ガイから徹底的な指導を受け、八門遁甲の開門を利用した禁術「蓮華」や、酒に酔った状態で繰り出す「 酔拳」などの高等体術を会得するほどの忍に成長した。ただし、彼の体術は自身の肉体を酷使するため、それにより重傷を負うことも多い。
第一部の中忍試験では初対面のサクラにいきなり告白するも、動揺されて拒否される。その直後には自分の実力を試すためにサスケに勝負を挑み、その素早さと体術で圧倒したが、ガイの制止によって勝負は引き分けに終わった。二次試験の死の森でサクラが3人の音忍に襲われた際は、身体に多大な負担を強いながらもサクラを守り抜き、その後救援に現れたテンテンに叩き起こされて班に帰還した。第三試験の予選では我愛羅と対戦し、守鶴の力を解放した我愛羅の力の前に苦戦するが、自らの忍道を守るために第五・杜門までを開放して放つ「裏蓮華」を発動して渾身の一撃を加えるも、開門の反動による隙を突つかれて重傷を負い敗北した。
その後は全身複雑骨折という重傷の療養に専念していた。火影として里に戻ってきた綱手の診察を受け、成功率50%かつ失敗すれば死亡という手術を要する深刻な重傷であり、忍をやめるよう勧告を受けてしまうもガイの「お前が死んだらオレも一緒に死んでやる」と言い切った励ましにより覚悟を決めて手術を受け、綱手の熱心な研究や仲間の励ましもあって手術は成功した。その後は絶対安静を言いつけられていたが、ナルト達がサスケの奪還に向かった際にはその後を追い、ナルトと交代で君麻呂との交戦を引き受け、さらに増援に現れた我愛羅との共闘によって勝利した。
第二部では中忍に昇進し、木ノ葉の忍者ベストを修行着の上に着用するようになった。第七班の増援として第三班のメンバーと共に我愛羅の奪還任務に向かい、暁のアジトでは仕掛けられていた封印術を解くが、「鏡面襲者の術」で出現した自分の偽者と闘うことになるも勝利した。その後はカカシやナルトと対戦していたデイダラを追い詰めるが、デイダラの「自爆分身」の術により逃亡を許した。第四次忍界大戦では第3部隊に配属され、蘇った血継限界の忍や忍刀七人衆達と交戦した。十尾復活の際にネジが死亡した際には動揺するも、ナルトの言葉によって自分の心の中の「本当のネジ」のために戦うことを決意した。十尾の人柱力となったマダラとの戦いでは、「八門遁甲の陣」を発動したガイをカカシ・我愛羅・ミナトと共に援護した。無限月読の幻術世界に引き込まれた際には「ナルトとネジに勝利し、サクラに惚れられている世界」を見せられていた。戦後は一児の父となり息子のメタルを儲けた。
日向ネジ(ひゅうが ネジ)
声 - 遠近孝一根本圭子(幼少)
黒い長髪の少年。第一人称は「オレ」。日向一族の分家の出身であり、額には分家の者だけが刻まれる呪印が施されている。三大瞳術の一つに数えられる日向一族の血継限界「白眼」を受け継いでおり、その力を利用した体術である「柔拳」を駆使した接近戦を得意とする。本来なら宗家のみ伝わる「八卦掌回天」「柔拳法・八卦六十四掌」をその才能によって独学で会得した。
幼少期に宗家当主の嫡子で従妹・ヒナタが誘拐されたことが原因で、宗家当主の叔父・ヒアシの身代わりに父・ヒザシが殺されたことから宗家を恨み、才がありながら分家に生まれた自分の運命を恨むようになった。また、父親が死ぬきっかけを作り、宗家の人間でありながら自分より遥かに実力が劣るヒナタを憎んでいた。人生は変えようのない運命に支配されているものだという人生観を持つようになったため、「落ちこぼれ」を見下す冷酷な性格になった。しかし、中忍試験でナルトに敗北して運命は誰かが決めるものではないことに気づき、宗家当主・ヒアシから死の真実を聞かされることで宗家やヒナタとのわだかまりは解消され、性格も以前より柔軟になった。
第一部の中忍試験では第一試験のペーパーテストを白眼でカンニングに成功。第二試験の死の森では音隠れの里の忍に倒されたリーをテンテンと共に助けた。第三試験の予選ではヒナタと対戦し、憎悪から彼女を追い詰める。ナルトに憧れて修行を重ね、決して自分の忍道を曲げないヒナタの意思の強さに驚くが、彼女にネジ自身が運命に苦しんでいると指摘されると激怒してヒナタを殺害しようとするも、試験官や他の上忍達に制止されて勝利が決まった。本戦ではナルトと対戦し、ナルトを「落ちこぼれ」と見下して圧倒的な実力差で追い詰めたが、危機に陥ったナルトの 九尾の力の前に、精神に生じた隙を突かれて敗北した。試験後には宗家当主・ヒアシから、ヒザシは里を守るために自らの意志で犠牲となったという真実を知らされたことで、ヒアシやヒナタとも和解した。
サスケの奪還任務では副隊長として音の四人衆の鬼童丸と対戦、白眼の針の穴ほどの死角を見抜かれて鉄壁の防御術である「八卦掌回」も破られるなど苦戦を強いられるが、死角を敢えて晒すという決死の作戦を取り、胸に穴が空くという重傷を負うも何とか勝利を収めた。第一部の終盤では、ヒアシと共に修行し、ヒアシやヒナタとお茶を飲みくつろいだり打ち解けていた。
第二部では第七班の増援として第三班のメンバーと共に我愛羅の奪還任務に向かい、暁のアジトに掛けられた「五封結界」を解くが、「鏡面襲者の術」で出現した自分の偽者と闘うことになるも勝利した。その後はカカシやナルトと対戦していた暁のデイダラを追い詰めるが、デイダラの「自爆分身」の術により逃亡を許した。
第四次忍界大戦では第2部隊に配属され、10万体のゼツと交戦しヒナタとのコンビネーションにより善戦するが、戦闘や陣地での見張りにチャクラを使いすぎたことにより疲労で初日の晩にダウンし、医療班から治療を受けるようキバに勧められながらも固辞してその場で横になり休息を取るが、疲労から視力はおろか他の感覚まで満足に働いていなかった。回復後は忍連合軍の一員として十尾と戦うナルト達の救援に駆け付け、目覚めたばかりの十尾の攻撃をいのと協力してずらすが、人型に変態した十尾の木遁による広範囲攻撃に苦戦し、自分への攻撃は捌ききるも、ナルトと彼を庇おうとしたヒナタを守るために盾となって致命傷を負い、ナルトに後を託して息を引き取った。
原作者は 漫道コバヤシの中で「ネジにはナルトとヒナタがくっつくためのキューピッドになってもらいました」と言い、ネジがあまりにあっけない最期を迎えたことについては、『 THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』の上映を記念して行われたインタビューにおいて「死って意外なほど突然来るんですよ。それまで、例えば自来也の死のシーンとか、わりとねちっこく演出することもありましたが、ネジのときはそれをあえてやめました。死は突然だし、戦場の中で感傷に浸る余裕もない。いつ誰が死ぬか分からないという覚悟がないといけないし、丁寧に描き過ぎればウソくさくなる」とその意図を語った [4]
テンテン
声 - 田村ゆかり
ガイ班の紅一点。茶髪の髪をお団子頭にしているのが特徴で、 チャイナ服を着用していることが多い。忍具を巻物から口寄せして戦う。第一部の中忍試験では、第一試験のペーパーテストでは忍具を使いリーにカンニングを指示した。第二試験の死の森ではサクラのピンチに駆けつけたリーをネジと共に探していた際にナルトたちと遭遇した。第三試験の予選ではテマリと対戦するも敗北した。
第二部では中忍に昇格しており、我愛羅の奪還任務では第三班のメンバーと共に第七班の増援に向かった。第四次忍界大戦では第1部隊に配属され、雲隠れの金角・銀角との戦闘では金角が落とした六道仙人の宝具・芭蕉扇を拾い善戦するが、芭蕉扇に多量のチャクラを吸収されたため夜にはダウンした。翌日夜の戦闘でマダラが十尾の人柱力になった際には、マダラが落とした紅葫蘆と琥珀の浄瓶を拾いマダラの封印を目論むが、直後に「無限月読」の幻術世界に引き込まれ、その際には「リーとガイがクールに振る舞うためツッコミを入れる必要が無くなった世界」を見せられていた。
大戦後は忍を続ける傍ら新たな忍具の開発にも着手し、それが高じて武器屋「忍具転転転」を経営している。店内には大戦時に使った六道仙人の宝具も非売品として展示されているが、平和になった世界では武器があまり重宝されないため客があまり来ないことを嘆いている。

火影

猿飛ヒルゼン(さるとび ヒルゼン)
声 - 柴田秀勝藤井啓輔(少年)、演 - 平川和宏
三代目火影。通称「教授(プロフェッサー)」。木ノ葉丸の祖父でアスマの父。柱間と扉間の弟子であり、後に「伝説の三忍」と呼ばれることとなった大蛇丸・自来也・綱手の三人の師。歴代の火影の中でも最強とされ、五大性質変化や木ノ葉に存在する全ての術を解き明かした。忍術では全て属性を扱える他、口寄せ契約を結ぶ猿猴王・猿魔が変化した棒「金剛如意」による体術を使う。
かつてはダンゾウらと共に扉間の護衛小隊に所属していた。雲隠れの里での協定で起きた金角・銀角のクーデターが発生した際には、自ら囮役を買って出るも、扉間は次の火影にヒルゼンを指名して自ら囮となり彼らを逃がした。火影就任後は穏健な政策を進めるも、厳格な方針を主張することが多かったダンゾウとは度々対立していた。
うちは一族のクーデター計画が発覚した際には、うちは一族の殲滅に対して最後まで反対していた。そのためイタチからも大きな信頼を得ており、残されたサスケを里の上層部から守るようにとも頼まれていた。また、九尾の人柱力としての宿命を背負ったナルトのことも誰よりも案じており、ナルトが他里の忍に狙われないために九尾の封印の事実やナルトがミナトの息子であることも秘匿し、天涯孤独で生きることになった彼を見守り続けていた。
第一部では、中忍試験に乗じて木ノ葉隠れの里へ侵攻したかつての弟子である大蛇丸と対峙し、穢土転生で蘇った柱間と扉間を相手に苦戦するも、自身の命を犠牲にする禁術「屍鬼封尽」で2人の魂を死神の中に封印し、次いで大蛇丸も封印しようとするがあと一歩力が及ばず、印を結ぶのに必要な腕の機能だけの封印に留まった。そして術の代償で死神に魂を奪われる中、これからを生きる里の人々に「火の意志」が受け継がれてゆくことを感じつつ息を引き取った。
第四次忍界大戦時では、大蛇丸によって死神から解放されて歴代火影と共に穢土転生され、サスケにうちは一族の滅亡の真実を語った。そしてサスケと共に戦場へ向かい、十尾が神樹に変化した際には神樹からナルトを助け出した。ナルトたちがカグヤが封印した際は、歴代五影と共にナルト達を「口寄せの術」で帰還させた。六道仙人によって「穢土転生」を解術され、ナルトに後のことを託して昇天した。
『疾風伝』の「カカシ暗部篇」ではその過去が描かれており、第三次忍界大戦の終結後には岩隠れの里との平和条約締結に関する責任をダンゾウから追及されて火影を引退したが、九尾の事件でミナトが死亡したことにより緊急的に自ら火影に復帰した。その後ダンゾウ率いる「根」に暗殺されかけるも、暗部時代のカカシが流した情報によって難を逃れていた。
綱手(つなで)
声 - 勝生真沙子、七緒はるひ(幼少)、 沖佳苗(少女変装時 [5]
五代目火影。第一部でかつての師・ヒルゼンの死により火影に就任、第二部終盤までの間火影を務めた。

里上層部

志村ダンゾウ(しむら ダンゾウ)
声 - 糸博加藤将之(少年)
木ノ葉の暗部養成部門「根」の創設者。顎に傷があり右眼に眼帯を巻いており、普段は杖で歩いている。「影から木ノ葉を守る」という強い意志に基づいて行動し、里を守るためならば非情な作戦や卑劣な行動も実行し、部下や自分の命すら犠牲にすることも厭わない性格。「忍の闇」の代名詞と形容されるなど常に不穏な噂が付きまとっており、実際に裏では大蛇丸との間で度々取引を行っており、さらに裏で暁を動かしていたのがオビトであったことも知っていた。
包帯で隠している右目にはうちはシスイから奪った万華鏡写輪眼を持ち、その瞳術によって他人を操ることができるが、その特性から乱用は不可能となっていた。常に隠している右腕には枷のようなものがあり、その中は数々の写輪眼と初代火影・柱間の細胞が移植されたおぞましい物となっていた。戦闘では風遁系の忍術の他、右肩に移植された柱間細胞を利用した木遁、さらに写輪眼の消費と引き換えにうちは一族の禁術である「イザナギ」も使用することができる。
かつてはヒルゼンと共に二代目火影・扉間の側近として活動し、雲隠れの里で起きた金角・銀角のクーデターの際には感情的になって自分が囮になるとヒルゼンに反発していたが、最終的には彼らの「火の意思」がこれからの里に必要だと話した扉間が自ら囮となった。うちは一族の殲滅の首謀者でもあり、一族殺しの汚名を被ってまで計画を実行したイタチの自己犠牲の精神を忍として高く評価していた。
第二部では部下のサイがカカシ班に配属されると、彼に大蛇丸と接触してサスケを暗殺する任務を与えたが、ナルト達との触れ合いによってサイが感情を取り戻したことで目論見は失敗に終わった。ペイン襲撃の後には意識不明の重体となった綱手に代わって、大名との会議において次期火影に選出された。
その直後には部下のフーやトルネと共に火影として五影会談に向かい、会談では右目に移植していたシスイの万華鏡写輪眼の瞳術「別天神」で進行役のミフネの脳内を操り、史上初の忍連合軍を結成して自らがその指導者になるよう仕向けていたが、霧隠れの里の青が白眼を隠し持っていたという予想外の事態によってその目論見が明るみになってしまい、サスケ率いる「鷹」の襲撃を利用して会談から逃亡した。
そして追ってきたオビトとサスケの襲撃を受けてサスケと交戦、右腕の写輪眼を用いた禁術「イザナギ」を使用して徐々にサスケを追い詰めるが、油断してイザナギの持続時間を計り違えたことで攻撃を食らい、さらに身体に取り込んでいた柱間細胞も暴走、追い詰められて香燐を人質に取り逃亡を図るが逆に香燐ごと急所に攻撃を受け致命傷を負う。そして最後に自らの身体に刻んだ「裏四象封印術」を用いてオビトとサスケを道連れにしようとするも失敗し、少年時代のヒルゼンとの記憶を想い出しながら、自爆して壮絶な死を遂げた。右目の万華鏡写輪眼は死後に回収されることを予期し、死の間際にあらかじめ自分で潰していた。
『疾風伝』の「カカシ暗部篇」では、大蛇丸と共謀し柱間細胞の研究を続けていたことや半蔵と結託するまでの背景、うちは一族のクーデターに関わる背景などが描かれている。小説『イタチ真伝』では、九尾を宿しているナルトが差別されるきっかけを作った張本人であることが描かれている。
水戸門ホムラ(みとかど ホムラ)
声 - 宮田光、菊本平(少年)
ヒルゼンやダンゾウらと同世代の忍であり里のご意見番。眼鏡を掛けた老人。かつては柱間と扉間の教え子であり、現役時代には二代目火影・扉間の小隊に所属していた。うちは一族の殲滅に関与しており、その真実を知っていた。暁や他国から尾獣を狙われることを危惧し、人柱力であるナルトが里の外に出ることを快く思わず、綱手が火影に就任してからはコハルと共に意見が対立していた。コハルと共に里きってのタカ派であるダンゾウの行動に理解を示していた。
うたたねコハル
声 - 翠準子渡辺育子(少女)
ヒルゼンやダンゾウらと同世代の忍であり里のご意見番。細目の老婆。かつては柱間と扉間の教え子であり、現役時代には二代目火影・扉間の小隊に所属していた。うちは一族の殲滅に関与しており、その真実を知っていた。暁や他国から尾獣を狙われることを危惧し、人柱力であるナルトが里の外に出ることを快く思わず、綱手が火影に就任して以降はホムラと共に意見が対立していた。ホムラと共に里きってのタカ派であるダンゾウの行動に理解を示していた。

上忍

シズネ
声 - 根本圭子
綱手の一番弟子で秘書役。綱手の恋人であった加藤ダンの姪。綱手に心から信頼されている数少ないくノ一で、トップクラスの医療忍者。攻撃の際は毒系統の術と暗器を用いる。ペットとして忍豚のトントン(声 - 根本圭子)を飼っている。ペイン襲撃時には人間道に魂を抜かれて一度は死亡したものの、改心した長門による「外道・輪廻天生の術」によって蘇生された。最終話では、シカマルと共に七代目火影となったナルトの補佐役をしている。
油女シビ(あぶらめ シビ)
声 - 浜田賢二
シノの父。木ノ葉崩しの際には、カンクロウの傀儡から放たれた毒煙玉の毒にやられたシノを治療した。ペイン襲撃時はシノと共に小南と対峙するも逃亡された。第四次忍界大戦ではイルカと共に雲隠れの孤島・島亀に向かい、戦場に行こうとするナルトを足止めした。
奈良シカク(なら シカク)
声 - 家中宏
シカマルの父でヨシノの夫。顔の右側には2本の傷がある。かつてはチョウザやいのいちと共に「フォーメーション猪・鹿・蝶」を結成していた。将棋でシカマルを軽く捻るほどの頭脳の持ち主。知識豊富でもあり、自来也とナルトが会得した仙術チャクラやオオノキの会得した血継淘汰の存在についても知っていた。奈良一族の秘伝忍術である「影縛りの術」(「影真似の術」の旧称)や「影首縛りの術」などを使いこなす。
息子のシカマルが一目置いていたナルトを認め理解しており、ペイン襲撃時にはいのいちの反対を制して長門へ直接会いに行こうとしたナルトをそのまま行かせた。その後火の国大名との会議に出席し、綱手の後任火影としてカカシを推挙するが、ダンゾウに抑え込まれた。綱手の復帰後は第四次忍界大戦の作戦会議に出席したり、忍連合軍の連合会議に綱手の付き人として同伴したりと重要な役割を任されている。第四次忍界大戦では、参謀格として忍連合軍の指揮を執ることになり、その卓越した戦略眼には四代目雷影・エーからも「木ノ葉にはいい忍がいる」と評された。白ゼツによる特殊工作が展開され、頭脳に叩き込んだ様々なデータを冷静かつ迅速に分析し、ナルトの九尾チャクラが大きな打開策になることを導いた。十尾と死闘を繰り広げる忍を援護したが、十尾が本部に向けて放った尾獣玉によって死を覚悟し、いのいちと共に十尾を止める策と息子のシカマルに対する最後の言葉を伝えて戦死した。
山中いのいち(やまなか いのいち)
声 - 中村大樹
いのの父。かつてはシカクやチョウザと共に「フォーメーション猪・鹿・蝶」を結成していた。山中一族の秘伝忍術である「心乱身の術」を得意とする。第四次忍界大戦では情報部隊の隊長に任命され、全部隊間の通信中継役を担った。十尾の放った尾獣玉によって死を覚悟し、シカクと共に十尾を止める策と娘のいのに対する最後の言葉を伝えて戦死した。
秋道チョウザ(あきみち チョウザ)
声 - 福田信昭
チョウジの父。秋道一族の15代目。息子以上の食いしん坊だが、性格は強気で穏やか。かつてはシカクやいのいちと共に「フォーメーション猪鹿蝶」を結成していた。一族を背負う者として強い責任感を持っており、16代目を継ぐ息子には厳しく接しつつも、いつも苛められて友達が少ないトラウマから自信が持てなくなってしまった彼を心配してもいる。そのため、チョウジのことを気に掛け親友になってくれたシカマルには、感謝と同時に迷惑を掛けてしまっていたと申し訳なく思っている。自身の後輩であるアスマからは慕われており、ダンとも交流が深かった模様。秋道一族の秘伝忍術である「倍化の術」を駆使した棒術で戦う。
『疾風伝』でのガイの回想では、下忍時代のガイ・エビス・ゲンマの班の隊長であり、彼らの担当上忍であった事が判明した。ペイン襲撃時はカカシやチョウジと共に戦い、重傷を負うも生存した。第四次忍界大戦では第1部隊に配属され、蘇生されたダンと交戦する。その際に「穢土転生」で復活したアスマと戦えないチョウジを心配し叱咤していたが、決意を固めた彼が秘伝の丸薬無しにカロリーコントロールを成し遂げたことで、成長した事を確信していた。

特別上忍

エビス
声 - 飛田展男塙愛美(幼少)
特別上忍であり家庭教師。丸い真っ黒なレンズのサングラスをいつも掛けている。自信家で理性的な性格だが、ナルト曰く「ムッツリスケベ」であり、ナルトのお色気忍術にもよくかかっている。当初は「九尾の化け狐」としてナルトを敵視していたが、木ノ葉丸を良い方向に導いた一件から彼を認めるようになった。第二部からは木ノ葉丸・モエギ・ウドンの班の担当上忍を務めるようになり、ペイン襲撃時にはペインたちに見つかりそうになった木ノ葉丸を庇い、ペイン地獄道にナルトの居場所を詰問されるも、彼を木ノ葉隠れの仲間として絶対に居場所を教えなかった。第四次忍界大戦の終結後には、ナルトとヒナタの結婚式にも出席した。
森乃イビキ(もりの イビキ)
声 - 楠大典
木ノ葉暗部の拷問・尋問部隊隊長。全身に拷問された傷跡が残っており、普段は手袋や頭巾(額当て)で隠している。抜け目のない拷問・尋問で別名「 サディスト」。第一部では中忍選抜第一試験の審判を務め、受験生の覚悟を確かめて「次があるさ、などという覚悟の薄い愚図に中忍の資格はない」と断ずる一方、第二試験に向かうナルト達にエールを送った。第二部では裏社会の死体換金所の男へ尋問を行ったり、いのいちと共に雨隠れの忍が持つと思われる秘密を探っていた。ペイン襲撃時には畜生道の襲撃を食い止め、疾風伝では招き猫や六助に模した拷問器具を口寄せするなどしていた。アニメでは弟のイダテの存在が判明し、全身の拷問跡はその弟を逃がすために雨隠れに捕まった際に付けられたものであることが判明した。
みたらしアンコ
声 - 本田貴子
かつての大蛇丸の弟子。空気が読めない性格で、第一試験の直後に飛び込んで大胆な言動や行動から目立っていた。大蛇丸と同じく蛇を口寄せし、それを用いた術を使い、アニメ版では火遁忍術も使用する。大蛇丸からは天の呪印を刻まれていた。第一部では中忍選抜第二試験の審判を務め、試験中に大蛇丸の存在に気づき、自らの命を使って大蛇丸を殺そうとするも未遂に終わった。第二部ではカブトの追跡を行っていたが、第四次忍界大戦では自身の術を強める目的でカブトに拉致され、「穢土転生」を強化するために気を失った状態で呪印に残されていた大蛇丸のチャクラを吸収・利用された。カブトがイタチの「イザナミ」によってループに陥った後、気を失った状態でサスケの「解邪法印」によって呪印から大蛇丸が復活したことによって、アンコの首筋からは呪印が消失した。第四次忍界大戦後も健在であり、最終話ではアカデミーの教官を務めているが肥満体型になっている。チョウチョウとは同じ甘党であることから仲が良い。
月光ハヤテ(げっこう ハヤテ)
声 - 佐々木望
青白い顔で、常に咳きこんでいる。木ノ葉流剣術の使い手であり、「影分身」と併用した「三日月の舞」を使う。第一部では中忍選抜第三試験の審判を務めるも、試験後カブトの追跡任務を受けバキとの密会を目撃するが、バキの返り討ちに遭い敗死した。『疾風伝』では特別編「力」にてカブトにより実験目的で穢土転生で蘇生され、第四次忍界大戦においても自我を残したまま蘇生され、他の忍2名と共に忍連合が保管していた特殊遺体(血継限界や秘伝忍術を使う忍の遺体)を強奪するため医療部隊を襲った。その際に恋人だった夕顔と再会し、彼女に自分を止めるよう懇願、自ら夕顔の刀に貫かれて封印された。
不知火ゲンマ(しらぬい ゲンマ)
声 - 平田広明東内マリ子(幼少)
冷静で飄々とした性格で、口に咥えた千本が特徴。吹き出した千本はクナイの威力を相殺するほどの威力を持つ。少年時代にはガイ・エビスとスリーマンセルを組み、ガイの自分ルールに呆れながらも彼の努力と実力を評価していた。ライドウやイワシと共に四代目火影・波風ミナトの護衛小隊に所属していた過去を持ち、ミナトからは「飛雷神の術」を教わっていたが、ゲンマ達は三人一組でないと術を発動できなかった。第一部の中忍試験では第三予選の審判を務めた。第一部の終盤ではシズネ・ライドウ・イワシと組んで任務に出ていたが、ライドウ共々音の四人衆と戦闘になり重傷を負った。第四次忍界大戦では大名たちの警護に当たっていたが、後に本物のマダラが穢土転生で蘇ったことから三人一組の「飛雷陣の術」で五代目水影・メイをマダラの元へと転送した。
並足ライドウ(なみあし ライドウ)
声 - 土田大髙山ゆうこ(幼少)
顔の火傷の痕が特徴。火影と風影 [6]のやり取りに口を挟むほど正義感が強い性格。戦闘では猛毒を染み込ませた黒刀を使う。かつてはゲンマやイワシと共に四代目火影・波風ミナトの護衛小隊に所属していた過去を持ち、ミナトからは「飛雷神の術」を教わっていたが、ゲンマ達は三人一組でないと術を発動できなかった。中忍試験最終戦では三代目の護衛を務めていたが、風影に化けていた大蛇丸の攻撃を受けて負傷した。第一部の終盤ではシズネ・ゲンマ・イワシと組んで任務に出ていたが、ゲンマ共々音の四人衆と戦闘になり重傷を負った。第二部で暁の飛段と角都が木の葉に侵入した際にはチョウジ・いの・アオバと共にフォーマンセルを組み、アスマ班の増援として駆けつけるも一足遅くアスマの死を看取った。第四次忍界大戦では大名たちの警護に当たっていたが、本物のうちはマダラが穢土転生で蘇ったことから三人一組の「飛雷陣の術」で五代目水影・メイをマダラの元へと転送した。
犬塚ツメ(いぬづか ツメ)
声 - 藤生聖子
キバの母。相棒の忍犬は、人間の言葉を話すことができる隻眼の大型犬・黒丸(声 - 御園行洋)。第一部の木ノ葉崩しでは、娘のハナと共に迎撃へ向かった。
山城アオバ(やましろ アオバ)
声 - 石川英郎(第83話)→土田大(第98話)→ 津田健次郎(疾風伝以降)
サングラスを掛けている。どんな時も決して取り乱さないが、イタチが木ノ葉に侵入した時には慌てて迂闊にもサスケの前でそのことを喋ってしまった。大量のカラスを操る術を使う。第二部で暁の飛段と角都が木の葉に侵入した際にはチョウジ・いの・アオバと共にフォーマンセルを組み、アスマ班の増援として駆けつけるも一足遅くアスマの死を看取った。忍連合の結成後は、ナルトを隔離するため雲隠れの孤島・島亀でナルトの世話役を務め、その際にはガイに倒された鬼鮫の情報を一部読み取ることに成功した。その後ガイと共に忍連合軍に合流し情報部隊に配属された。

中忍

うみのイルカ [7]
声 - 関俊彦山本泰輔(幼少時代)、 高木渉(雨忍変装時 [8])、演 - 市瀬秀和
里の戦力となる忍者を養成する忍者学校(アカデミー)の教師。鼻に横一文字の傷跡がある。教師以外にも雑務を兼任している。一人称は「オレ」で、ナルト達からは「イルカ先生」と呼ばれている。三代目火影から直接「火の意志」を伝授される。ナルトにとっては自分自身の存在を認めてくれた初めての相手であり、疎まれていたナルトの数少ない理解者として物語の序盤から寄り添い続けた。
かつて九尾の暴走で父・イッカクと母・コハルを失い、孤独を隠してあえて奔放に振る舞うなど辛い幼少時代を送ってきた。そのため九尾の人柱力であるナルトに対しては複雑な思いを抱いており、根は優しいものの厳しい態度で接する傾向があった。しかし、禁術の巻物の盗難騒動を経て自分と同じく天涯孤独の身であったナルトの心情を深く理解し、九尾ではなく「一人の人間」としてナルトを受け入れ、影分身の術を成功させたナルトを一人前の忍者と認めて卒業祝いに自分の額あてを送った。
中忍試験の際には自らナルトの監視役を志願するなど、ナルトに対して家族のような思い入れを持っていた。また、ナルトにとっても父親のような存在であり、ナルトが落ち込んでいた時にはたびたび助言をしている。ペイン襲来時から木ノ葉隠れの里を守ったナルトが、かつて忌み嫌われていた里の忍や住人たちから「里の英雄」と称えられている光景を目の当たりにした時は、感極まり涙を流していた。第四次忍界大戦の際には、雲隠れの孤島・島亀でナルトの世話役を務めたが、戦場に向かおうとするナルトを止めようとするも強い意志の前に失敗し、その際にキラービーの言葉から今もナルトの心の深くに自分の存在があることを知って感動していた。
第四次忍界大戦後も健在であり、ナルトとヒナタの結婚式では感動していた。最終話ではナルトの息子・ボルトがイタズラしている様子を眺めて、かつてのナルトを思い出すかのように感慨を覚えていた。また、父が自分に構ってもらいたいためイタズラをするボルトの行動に理解を示し、「彼もいつかわかってくれる」と木ノ葉丸に諭すなど、ボルトに対して祖父のような立場に立っている。『BORUTO』では忍者学校(アカデミー)の校長になっており、かつての教え子でもあり新米教師であるシノを心配していた。
ミズキ
声 - 三木眞一郎菅沼久義(幼少時代)
元忍者学校教師。表向きはお人好しな性格だが、本性は野心家で残忍な性格であり、激昂すると口調も荒くなる。主に背中の風魔手裏剣を使用して戦う。ナルトを騙して初代火影・柱間が封印した禁術の巻物 [9]を盗ませ、九尾が封印されていることをナルトに向かって暴露した上、ナルトとイルカを殺そうとしたが、ナルトの影分身の術で返り討ちに遭い、計画は失敗に終わった。『疾風伝』ではその後も登場し、思考の近い大蛇丸に目を付けられ、部下になっていた。ナルトに倒された後、厳重施設に投獄されていたが同じ囚人の風神・雷神兄弟と共に脱獄。奈良家から奪った薬剤を調合した薬で自身を強化し、再びナルトやイルカと激突したがあえなく敗れ去り、薬の副作用で老化した。大蛇丸からはザク、ドス、キン同様捨て駒としか思われていなかった。九尾に両親を殺され周囲の関心を集め、ヒルゼンにも気にかけて貰えるイルカに激しい嫉妬を覚えながらも、表向きは友人として振る舞っていた。自分のことを認めてほしいという欲求を併せ持ち、アカデミー時代は周りから目を向けられていなかったナルトが認められてるということを知り、そこでも嫉妬を覚えている。椿(声 - 永島由子)という婚約者がおり、改心を望んでいたがミズキには届かなかった。
奈良ヨシノ(なら ヨシノ)
声 - 松井菜桜子
シカマルの母でシカクの妻。夫と息子にとても厳しい。シカクは「時折見せる笑顔が魅力的」と話していた。
犬塚ハナ(いぬづか ハナ)
声 - 斎藤恵理
キバの姉。相棒の忍犬は三つ子の忍犬・灰犬三兄弟。里の優秀な獣医として活躍している。第四次忍界大戦では第5部隊に配属され、10万体のゼツと交戦した。
たたみイワシ
声 - 船木真人
顎髭を生やした男性。ライドウやゲンマと共に四代目火影・波風ミナトの護衛小隊に所属していた過去を持ち、ミナトからは「飛雷神の術」を教わっていたが、ゲンマ達は三人一組でないと術を発動できなかった。第一部の中忍試験では第三予選の審判を務めた。第一部終盤ではシズネ、ライドウ、ゲンマと組んで任務を行った。
はがねコテツ
声 - 河野智之
常にバンテージを付けている。鎖のついた大きなハンマーのようなものを巻物から出して戦う。幼馴染のイズモとは共に行動をすることが多い。綱手が五代目火影になってからは彼女の秘書業務もしている。第一部の中忍試験では第一予選の試験官を務めた。第二部ではアスマ、シカマル、イズモとフォーマンセルを組んで暁の飛段と角都と戦うが敗北した。第四次忍界大戦ではダルイの増援に加わり、イズモやダルイと共に蘇生された暁の角都と再び交戦した。
神月イズモ(かみづき イズモ)
声 - 坪井智浩
右目を前髪で隠している。主に水遁系の術を使用する。幼馴染のコテツとは共に行動することが多い。綱手が五代目火影になってからは彼女の秘書業務もしている。第一部の中忍試験では第一予選の試験官を務めた。第二部ではアスマ、シカマル、コテツとフォーマンセルを組んで暁の飛段と角都と戦うが敗北した。第四次忍界大戦ではダルイの増援に加わり、コテツやダルイと共に蘇生された暁の角都と再び交戦した。

暗部

卯月夕顔(うづき ゆうがお)
声 - 根本圭子
カカシの後輩でかつてのハヤテの恋人。第一部では、中忍試験の裏でハヤテが殺害されてしまったことがトラウマとなって暗部を抜けていた。第四次忍界大戦では医療班の支援任務に就いていたが、カブトの「穢土転生」で蘇生されたハヤテの追跡任務を命じられて実戦に復帰、最初は刀を抜くことに躊躇っていたが、自分を倒してほしいというハヤテの願いを聞き届けるためにトラウマを克服し、「三日月の舞」でハヤテを倒して封印することに成功した。
山中フー(やまなか フー)
声 - 坂巻学木島隆一(少年時代)
根のメンバー。ポニーテールにしたオレンジ髪が特徴。山中一族の忍であり、チャクラを感知する能力と「心転身の術」を応用したトラップ忍術を使う。五影会談の際にはダンゾウの護衛を務めた。サスケ達による襲撃を受けて帰路に着いていたところをトビに襲撃され、捕縛されてトルネが「穢土転生」される際の生贄にされ死亡した。
油女トルネ(あぶらめ トルネ)
声 - 高橋英則
根のメンバー。顔にゴーグルと一体化したようなマスクを着けている。毒蟲を操る油女一族の忍・油女シクロ [10]の子で、彼も毒蟲を操ることができ、その抗体を持つ。『疾風伝』ではその過去が語られており、シノとは兄弟同然に育ったが、自身は毒蟲を宿す体質のせいで忍者学校に通えなかった。シノの入学から間もなくして、ダンゾウに根への入団を要求されたシノに代わって根に加わり、フーとツーマンセルを組んで友情を育んでいた。
五影会談の際にはダンゾウの護衛を務めていたが、サスケ達による襲撃を受けて帰路に着いていたところをオビトに襲撃され、捕縛されて「穢土転生」の実演のために首を折られ死亡し、フーを生贄にカブトの「穢土転生」によって蘇生された。『疾風伝』ではその後、失敗作の集まりで編成された穢土転生連合軍を率いて戦場に現れる。しかしそれは蟲分身の術による囮であり、自身はその隙に、蟲に感染させた人間を深い穴の中に放り込み、その中で毒蟲を培養して爆発させ、辺り一面に毒ガスを撒き散らす禁術「壺毒の術」の準備をしていたが、自身の存在を察知したシノと再会し戦闘となるが、毒蟲の毒への抗体を持つ蟲を培養していたシノに敗北して封印された。

伝説の三忍

大蛇丸(おろちまる)
伝説の三忍の一人。
自来也(じらいや)
伝説の三忍の一人。ミナトや長門、ナルト達の師匠。
綱手(つなで)
伝説の三忍の一人。

その他の忍

猿飛木ノ葉丸(さるとび このはまる)
声 - 大谷育江小池亜希子(疾風伝にて一時代役)、 高橋英則(青年期)
三代目火影・ヒルゼンの孫でアスマの甥。常に青いスカーフを着用している。一人称は「オレ」で、口癖は「〜だコレ」。火影の孫として扱われ、誰も自分自身を見てくれないことに不満を持ち、祖父や家庭教師のエビスに反発していたが、初めて自然体に接してくれたナルトとの出会いにより祖父のような火影を目指すようになる。以降はナルトを「ナルト兄ちゃん」と呼び慕い、出会ってはお色気忍術を競い合っていたほか、第二部では下忍に昇格し、修行から戻ったナルトから螺旋丸を伝授されており、その過程で影分身を会得した。ペイン襲撃時には完成させた螺旋丸によって、ペインの1体の地獄道を倒した。
第四次忍界大戦終結の約10年後には精悍な青年へと成長し、最終話ではかつてのイルカやナルトのように悪戯をするボルトを叱るなど、精神的にも成長している。 『BORUTO』では、ボルト・サラダ・ミツキのスリーマンセルの担当上忍を務めている。本編で両親の描写は無いが、劇場版『BORUTO』公開前のジャンプ描き下ろし漫画では、両親が共に暗部の忍であったことが紹介された。
モエギ
声 - 下屋則子
活発で元気な少女であり、木ノ葉丸と同様にナルトを慕っている。第二部からは下忍となり、自意識過剰になりやすい木ノ葉丸のストッパー役を務めている。木ノ葉丸のことは忍者学校時代には「ちゃん」付けで呼んでいたが、下忍となってからは「君」付けに訂正している。『BORUTO』では、いのじん・シカダイ・チョウチョウの3人の担当上忍を務めている。
ウドン
声 - 重松朋
眼鏡を掛けて惚けたような顔をした少年であり、木ノ葉丸と同様にナルトを慕っている。第二部からは下忍。第四次忍界大戦の約10年後には、真面目そうな顔立ちの青年に成長している。
日向ヒアシ(ひゅうが ヒアシ)
声 - 津田英三
ヒザシの兄でありヒナタとハナビの父。第一部の開始時で日向宗家の当主。「日向は木ノ葉にて最強」と自負している。才能の乏しいヒナタを次期当主候補から切り捨てようとするなど、一族のためなら私情を挟まない厳格な性格だが、跡継ぎに相応しくないとする本来の理由は、非常の決断を迫られる事もある宗家の当主としては彼女が優しすぎることだと悟っており、内心は複雑な感情を抱いていた。
かつて雲隠れの里の忍が和平条約を結ぶためと偽って木ノ葉を訪れ、白眼の秘密を探る目的でヒナタを誘拐しようとした際に、それを防ぐためにその忍達を殺害したが、それに言い掛かりを付けた雲隠れの里からヒアシの遺骸を要求される。弟のヒザシは自分の身代わりとして殺されることを決意し、自身は反対するもヒザシが命を落とす原因を作ってしまい、甥のネジからは父の仇として恨まれており、自身もネジに対して罪悪感を抱いていたが、第一部の中忍試験終了後には彼に事件の真相を伝え、和解して以降は彼の修行にも付き合うようになった。『疾風伝』のオリジナルエピソードでは、試験終了後に再びヒナタが雲隠れの忍に攫われたことを知り、ヒナタの奪還に向かっていたネジを追って彼の窮地を救うといった描写があった。以降はヒナタと和解し、ネジと共に3人で茶を飲むシーンがあった。
第四次忍界大戦では第1部隊に配属され、蘇生されたヒザシと交戦した。十尾との戦いではネジとの連携で十尾の猛攻を防ごうと奮戦するも、ナルトとヒナタを庇ったネジの死を看取ることになる。その後はナルトから九尾チャクラを受け取り、ネジの死に報いるため反撃に出た。
日向ハナビ(ひゅうが ハナビ)
声 - 浅井清己
ヒアシの次女。ヒナタより5歳下の妹で、日向一族の跡取り候補。ヒナタを超える才能と実力を持つと言われ、宗家の跡取りとなるべくエリート教育を受けている。趣味はヒアシとの修行。姉のヒナタを幼少の頃より慕っていたが、優しすぎるため跡目争いから脱落したヒナタに代わり、日向一族を守らなければならないのが自身に定められた運命と考え、孤独の中で強さを追い求める日々を送っていた。しかし、ヒナタがナルトの影響を受け落ちこぼれから脱却していく様子を見て次第に疑問を持つようになり、最終的にペイン襲撃時における彼女の活躍を知って自らの考えが間違っていたことに気づき、運命ではなく自分自身の意思で宗家を継ぐ事を決意した。第四時忍界大戦では防衛のため里に残り、ヒナタたちを見送っている。
地陸(ちりく)
声 - 大塚明夫
火ノ寺の忍僧。第二部では九尾の人柱力であるナルトの探索のために、木ノ葉隠れの里を襲撃した暁の飛段や角都と戦うも敗北して死亡、その遺体は換金所に持ち込まれた。『疾風伝』のオリジナルエピソードでは守護忍十二士の元メンバーであったことが描かれており、旧友のアスマら5人と共にクーデター未遂を起こしたカズマら6人を倒したが、クーデター阻止の側に付いたメンバーも6人中4人が死亡したため、生存したのは自身とアスマの2人のみとなってしまったという経緯が明かされた。
ウルシ
声 - 菊本平福井美樹(幼少期)
第四次忍界大戦に参加した忍。ノノウの孤児院にいた孤児としてカブトの回想に登場した。カブトとは義兄弟のような関係で、戦争中も長年の任務から帰ってこない彼の身を案じていた。戦後はカブトと共に孤児院を運営している。

かつての忍

波風ミナト(なみかぜ ミナト)
声 - 森川智之入野自由(少年)
四代目火影でありナルトの父。金髪に青い眼をした容姿端麗の青年。一人称は「オレ」。かつては並はずれた速度での「瞬身の術」や、特殊な印が書かれた札を目印に瞬間移動する時空間忍術「飛雷神の術」を用いて一瞬にして敵を倒すことから「木ノ葉の黄色い閃光」と呼ばれた。自来也の弟子でもある他、「螺旋丸」を開発しており、この術は自来也を介して息子のナルトへと受け継がれた。
アカデミーでは後に妻となるクシナと同期であり、彼女が雲隠れの忍に攫われた際に、彼女が道中に残していった赤い髪の毛を手掛かりに追跡して救出したことがきっかけで、彼女から好意を抱かれるようになった。第三次忍界大戦においては無双の活躍を見せ、またその前後にはカカシ・オビト・リンの3人の担当上忍となりミナト班を結成するも、「カカシ外伝」での岩隠れの里での任務ではオビトを失い、さらに後には別の任務に出ている間に霧隠れの里に攫われたリンをカカシの手によって死なせてしまった。
その後ヒルゼンの後任として四代目火影に就任しクシナとも結婚、クシナの出産に付き添ってナルトの誕生に立ち会うが、その直後にオビトの襲撃を受けてクシナを連れ去られて九尾を抜かれてしまう。瀕死のクシナを救出した後オビトを里から撤退させ、里を襲撃していた九尾を時空間忍術で自身と共に里の外に跳ばした。そして禁術「屍鬼封尽」で九尾の陰のチャクラを自身に封印し、九尾の陽のチャクラを生まれたばかりのナルトに封印しようとするが、封印を阻止すべくナルトを殺そうとした九尾の攻撃からクシナと共にナルトを庇って腹を九尾の爪で貫かれ、術の代償として自ら死が迫る中、ナルトへの封印を発動させてその生涯を終えた。
クシナと共に自身の精神やチャクラをナルトの中に残しており、死後もナルトを内側から見守り続けていたが、ペインとの戦いで憎しみに飲み込まれたナルトが精神世界で九尾を解放しようとした瞬間に現れて制止し、自分が父親であるという事実や九尾事件の事実を明かし、「おまえを信じている」と話してナルトを力付け、残り僅かなチャクラで九尾の封印式を組み直して消滅した。
第四次忍界大戦では歴代火影と共に「穢土転生の術」によって蘇生された。連合に迫っていた十尾の尾獣玉を被害の少ない海に転送して皆を救い、四人の火影による結界で十尾を閉じ込めていた。戦場ではナルトとの再会し、十尾の人柱力となったオビトにナルト・サスケ・扉間と共に戦うが、オビトの陰陽遁によって右腕を取られた上に罵られ、後悔の念を抱くもナルトの言葉によって戦意を取り戻した。その後は止めを刺そうとしたカカシを制止し、かつてオビトやリンを救えなかったことを二人に対して詫びた。
「陽」の九喇嘛を抜かれて瀕死状態になったナルトに、自分の中の「陰」の九喇嘛を入れて蘇生させようとするも黒ゼツの妨害を受け、さらに十尾の人柱力となったマダラの襲来に対して仙術で応戦するも、螺旋丸を弾き返されて左腕までもを失ってしまった。その後は救援に来たガイのサポートに回り、ガイに向けて放たれた求道玉を「飛雷神の術」で自分ごと全て木ノ葉隠れの里へ飛ばして意識を失った。無限月読の発動後に目覚めて戦場に戻り、歴代火影と合流した。マダラの半身から復活した大筒木ハゴロモの指示で、浄土から呼び寄せられた歴代五影と共にカグヤを封印したナルト達を始球空間から口寄せの術で連れ戻した。その後、ハゴロモによって穢土転生の術を解術される直前に 10月10日の朝日を迎え、ナルトに「誕生日おめでとう」と最初で最後の誕生日祝いの言葉を贈り、別れを悲しむナルトから自分を超える火影になるという決意と「自分のことは何も心配いらない」というクシナへの伝言を伝えられて笑顔で昇天した。
うずまきクシナ
声 - 篠原恵美
四代目火影・波風ミナトの妻でナルトの母。語尾に「ってばね」と付けるのが口癖で、動揺や興奮すると表れる。ナルトの前任の九尾の人柱力。真紅の長髪が特徴の美人で、綱手と自来也曰く「子供の頃はお転婆かつ少年のようだった」。サスケの母・ミコトとは友人関係だった。幼い頃に九尾封印のため渦の国・渦潮隠れの里から器として木ノ葉に連れてこられ、木ノ葉上層部の関係者に保護されていた。その後は自分が人柱力であることに関して複雑に思っており、ナルトと同じく心底では九尾に憐みを抱いていたが和解には至らなかった。
アカデミー時代は太っておりポッチャリ体型だったことから同級生に「トマト」とからかわれていたが、持ち前の激しい気性でいじめっ子を次々と返り討ちにしたため「赤い血潮の ハバネロ」とも恐れられた。うずまき一族の特殊なチャクラを知っていた雲隠れの忍に誘拐されかけるも、間一髪のところで一人駆けつけたミナトに助けられた。その際 赤い髪を誉められたことで彼を意識し、恋に落ち最終的に二人は結ばれ結婚した。ミナトに好意を抱いてからはとがった面がなくなり痩せて美人になった。
ナルトを出産する際に封印の力が弱まったところを仮面の男(オビト)に襲われて九尾を引きずり出され、うずまき一族の生命力のおかげで生きていたが、尾獣を抜かれたため死を逃れられない状況だった。ミナトと共にナルトを庇って九尾の爪に貫かれ死亡した。この時ミナトと同じく自分の精神とチャクラをナルトの中に残し、雲隠れの孤島・島亀でナルトが尾獣の力を己のものにする儀式を行った際に九尾に飲み込まれそうになったナルトを救い、自分の過去について話し、ナルトに自分の愛情が伝わっていたことに涙し喜びながら、ナルトと抱擁を交わし消えていった。
うちはフガク
声 - 松本大(第84話)→浜田賢二(第129話以降)
イタチとサスケの父。元木ノ葉警務部隊隊長。木ノ葉隠れの里の下で虐げられ続けていたうちは一族のためにクーデターを計画してその首謀者となり、イタチを木ノ葉上層部へのスパイとして送り込んでいた。しかし、争いを嫌ったイタチには二重スパイという形で裏切られ、イタチに襲撃されてその事実を知った時には、里のために苦渋の決断を下したイタチの行為を受け入れて彼を自らの誇りであると評し、1人残されるサスケのことを託して殺害された。小説『イタチ真伝』では、万華鏡写輪眼を開眼しておりその強烈な瞳力から「兇眼フガク」と恐れられていた事、また里に不満を持つうちは一族をできる限りクーデターにつながらないように取りまとめることに苦労していたことが語られている。
うちはミコト
声 - さがらえみ
イタチとサスケの母。上忍のくノ一。クシナとは友人関係にあった。うちは一族のクーデター前日にイタチに襲撃され、夫と共にイタチの行為を受け入れ、サスケのことを託してイタチに殺害された。
日向ヒザシ(ひゅうが ヒザシ)
声 - 伊藤和晃
ヒアシの弟でありネジの父。分家の者であるため、額には呪印が刻まれていた。かつては宗家のことを憎んでいたが、雲隠れの里が兄であるヒアシの遺骸を要求した際、兄・家族・里を守るためにヒアシの影武者として自ら死を選び命を落とした。第四次忍界大戦ではカブトの「穢土転生」によって蘇生されヒアシと交戦となり、操られながら戦う現状を「宗家を恨んだ罰」と嘆いたが、ヒアシからネジの成長を聞かされ驚いた。その後は「穢土転生」の解除により昇天した。
はたけサクモ
声 - 遠藤大智
カカシの父。姿形は息子のカカシと似ている。かつては「木ノ葉の白い牙」の異名を持ち、当時は各国の忍達に知られていたほどの凄腕の忍だったため、彼の前では後輩となる伝説の三忍(自来也・綱手・大蛇丸)の名ですらも霞むほどの天才忍者だったとされている。しかしかつて隊長としてある極秘任務で敵地に潜入した際、仲間の命か任務遂行かの二択を迫られた末に仲間の命を選び任務を中断したが、里の仲間や助けた仲間達にまで恩を仇で返される形で激しく中傷され、心身を患った末に自殺した。今ではその汚名は濯がれており、大名からも一目置かれているほどの英雄的存在となっている。
その後サクモの魂は、自分の選択が息子のカカシを苦しめることになったと生と死の狭間の世界で彷徨っていたが、ペインとの戦いで一度死亡したカカシと再会を果たす。彼から今まで経験したことや自分のことを誇りに思っていることを聞かされたことで抱え続けていた苦しみから解放され、「外道・輪廻天生の術」で蘇ろうとしていたカカシに「やるべきことが残っている」と告げ、ようやく妻に会えると言い残して別れ昇天した。
マイト・ダイ
声 - 江原正士
ガイの父。太眉にヒゲを蓄えた男性。当時は下忍から一向に昇格できない「万年下忍」として同年代の忍たちからバカにされていたが [11]、それをも悪口ではなく応援ととるポジティブな性格で、下忍ながらも修行を重ね20年かけて「八門遁甲の陣」を会得、少年時代のガイに「自分ルール」と共にこの術を伝授した。当時のガイがエビスやゲンマと共に「霧の忍刀七人衆」に遭遇した際に救援に駆けつけて足止めを引き受け、3人を守るために八門の全門を開放して挑み、その引き換えで死亡した [12]
うみのイッカク、うみのコハル
声 - 広田みのる(イッカク)、宮下典子(コハル)
イルカの父と母。かつての九尾襲来事件の折に、どちらも九尾によって殺害された。
千手柱間(せんじゅ ハシラマ)
声 - 菅生隆之泰勇気(少年)
初代火影。木ノ葉隠れの里の創設者の一人。かつての森の千手一族の長で、綱手と縄樹の祖父でもある。六道仙人の血筋で、ナルトの一世代前の大筒木アシュラの転生者。五大性質変化全てに加え、陽遁 [13]木遁仙術チャクラを操り、当時の忍界において「最強の忍」「忍の神」と謳われた。千手一族の血を最も強く発現した彼の細胞は「柱間細胞」と名前がつけられるほど、死体となってなお途轍もない生命力とチャクラを備えており、その力は大蛇丸をはじめ多くの忍達に利用されている。
生前は愛情に溢れ、何よりも里の者達のことを第一に考えた人格者だった。お人好しでありすぐに落ち込む癖がある。さらに賭け事好きでもあり、孫の綱手を無類の博打好きにさせた張本人でもある。柱間もそれについては自覚しており、綱手が現在の火影だと聞かされた時には深刻な表情で落ち込みつつ「今、里は大丈夫なのか」と不安がっていた。政治的な部分は弟の扉間のサポートに頼る部分が多く、尾獣を各里に分配する際の対価について話している時には「タダでいいんじゃないか」と口を滑らせて扉間の叱責を受けている。ただし、本気で怒った時は扉間でさえも逆らえないほどの威厳と迫力を発揮している。
幼少期に互い敵とは知らずにマダラと出会い、友人となるが一族の争いから敵対することになる。成人後に彼に勝って和解し、協力して木ノ葉隠れの里を興す。しかし、里の方針を巡りマダラと対立し、「終末の谷」で彼を殺して決着をつけたことで、柱間は忍とは「目標のために耐え忍ぶ者」であることを悟った。また、暁のメンバーとなる角都とも戦い、退けたこともある [14]。正確な没年は不明だが、綱手が幼少期の頃(2-3歳)までは存命していた。金角と銀角によるクーデターの時には死亡しており、死因について綱手は「里のために戦って夢半ばで死亡した」と語っている。
死後から数十年後の第一部では、大蛇丸の木ノ葉崩しに際して「穢土転生の術」により弟の扉間と共に蘇生され、自我を消された状態でヒルゼンと戦うことになる。木遁の術と扉間とのコンビネーションでヒルゼンを追い詰めていくが、最終的に「屍鬼封尽」により封印された。この当時の「穢土転生」は精度が低く、本来の実力からは大きく劣っていた。
それから約3年後の第四次忍界大戦の最中に「屍鬼封尽」を解いた大蛇丸により再び蘇生され、「穢土転生」の精度が上がっていたことと柱間の細胞によって強化された術であったため、大蛇丸でさえその自由を完全に縛ることができず、「他の火影とは別格」と言わしめた。サスケに自身とマダラの因縁や木ノ葉を設立した経緯を語り、サスケが里を守ることを選択したことで歴代火影、大蛇丸、サスケの率いる「鷹」のメンバーと共に戦場へ向かった。
戦場に到着し、蘇生された四人の歴代火影による「四赤陽陣」で十尾を抑えこむも、オビトが十尾の人柱力となり結界を破壊。オビトを食い止めようとするがマダラに邪魔され再戦となり、マダラが「輪廻天生」で完全に生き返った後に黒い杭で動きを封じられ仙術チャクラを吸収された。十尾の人柱力となったマダラを触媒にカグヤが復活した際に黒い杭が消滅して解放され、扉間達と共にマダラの下半身から現れた六道仙人から事情を聞き、カグヤが封印された後には歴代五影と共に「口寄せの術」でナルト達を帰還させた。そして、虫の息のマダラとかつての親友のように語り合って最期を看取った後、六道仙人によって「穢土転生」を解術され、自分とマダラの後任の転生者であるナルトとサスケに「自分達とは違う決着であってほしい」と願いながら昇天した。
千手扉間(せんじゅ トビラマ)
声 - 堀内賢雄河西健吾(少年)
二代目火影。初代火影・柱間の弟。柱間と同じく六道仙人の血筋。一人称は「ワシ」で、兄である柱間を「兄者」と呼んでいる。高等忍術である「飛雷神の術」「穢土転生」「影分身の術」などを開発した人物。五大性質変化に加えて陰陽遁をも用い [15]、時空間忍術や水がない所でも使えるレベルの高い水遁忍術を扱うことができ、広範囲のチャクラを感知することもできる。オビトの使う術が陰陽遁だと即座に見抜くなど、高い洞察力も備えている [16]。目的に向かい邁進する性格だが、人間を蘇らせて操る禁術「穢土転生」を開発するなど、里のためなら非情な手段も辞さない徹底した リアリストであり、巧みな手腕で里の基盤を築き上げ、大蛇丸からも「最も尊敬する火影」と称された。一方でうちは一族や他里の忍からは悪名高い人物として知られている。
生前には初の五影会談に兄の初代火影・柱間の護衛として随行した。兄の死後はその意志を受け継ぎ、火影となって忍者学校(アカデミー)や木ノ葉警務部隊を始めとする組織としての木ノ葉の里を創始し、里の基盤を築きあげた。マダラの反乱後にはうちは一族を警務部隊という形で里の中枢から遠ざけた [17]。この処置は、ダンゾウなど木の葉の上層部がうちは一族を冷遇するきっかけになった。雲隠れの里での協定の際に金角・銀角兄弟によるクーデターを二代目雷影と共に受け、護衛小隊と逃亡するも仲間を逃がすためにヒルゼンを三代目火影として任命し、自らが囮となって戦死した [18]。第一部では柱間と共に大蛇丸の「穢土転生」により復活し、ヒルゼンと戦うことになるが「屍鬼封尽」によって封印された。その当時は精度から本来の力を発揮出来なかった。
それから約3年後の第四次忍界大戦の最中、歴代火影と共に大蛇丸によって再び蘇生され、戦場では蘇生された四人の歴代の火影達による「四赤陽陣」で十尾を抑えこむも、オビトが十尾の人柱力となり結界を破壊されオビトと交戦となった。その後「輪廻天生」で蘇ったマダラに黒い杭を刺され動きを封じられるが、輪廻眼を開眼したサスケによって黒い杭は全て抜き取られ動けるようになった [19]。そして、十尾の人柱力となったマダラの下半身から現れた六道仙人から事情を聞いた際には、「助言を頂けるなら、もっと早くにしてほしかった」と皮肉を述べている。ナルト達を帰還させた後、六道仙人によって「穢土転生」を解術され、ヒルゼンに同調し「後のことは次の世代に任せよう」と柱間に告げて昇天した。
うちはマダラ
声 - 内田直哉井上剛(少年)
かつてのうちは一族の長で、木ノ葉隠れ創始者の一人。千手柱間の宿敵。サスケの一世代前の大筒木インドラの転生者。長髪で前髪で右目を隠している部分を除けば、同族の子孫であるサスケやイタチに似た顔立ち。弟のうちはイズナ(声 - 杉山紀彰→ 時永洋、東内マリ子(幼少期))の死後には、彼の万華鏡写輪眼を移植して「永遠の万華鏡写輪眼」を開眼した。
柱間とは幼少期に川で水切りをしていた時に出会い、それからは忍としての技を競い合ったり、自分達の理想について語り合ったりして親密さを深めていったものの、互いの一族が判明してうちは一族の長として千手一族の長である柱間と戦った。戦いの中で5人の兄弟の中でただ1人生き残った弟のイズナを失い、「永遠の万華鏡写輪眼」を手に入れて弔い合戦を挑むも敗北し、和平協定の申し出に条件として柱間が自害するか弟である扉間を殺すことを迫るが、対する柱間が躊躇なく自らの命を絶とうとしたことで和平を結ぶことを決めた。
その後は千手一族と共に里を興して名を「木ノ葉隠れの里」と定め、柱間からは里の長である火影になることを打診されたが、多くの人々が柱間を火影に推し、上役による相談で柱間が火影に決まってしまった。扉間がうちはの瞳力を危険視していることを知ると、うちは一族が千手一族に支配されてしまうことを危惧して一族に里を出ることを訴えるが相手にされずに失望し、うちは一族に伝わる石碑を参考にして「月の眼計画」を画策して柱間と袂を分かち里を抜け、後に戻ってきて終末の谷で柱間に戦いを挑んだものの、壮絶な戦いの末に敗北した。
しかし死後に右目に仕込んでいたイザナギが時間差で発動したことにより復活し、柱間の細胞を移植することで辛うじて生き永らえ、柱間細胞を利用した人造生命体である白ゼツを大量に生み出して自らの手足として使役するようになった。その後、瀕死の重傷を負っていたオビトを助け出して言葉巧みに誘導し自らの協力者として育て上げ、月の眼計画を託してこの世を去った。計画ではオビトが育て上げた長門の「輪廻天生の術」で蘇るはずだったが長門の死で計画が頓挫し、結果的に第四次忍界大戦の際にカブトの「口寄せ・穢土転生」によって不完全な蘇生を果たした。
復活後は規格外の実力で忍連合軍を追い込み、五影達全員を相手に圧倒して重傷を負わせる。その直後にイタチによって「穢土転生」の術が解かれるが、自ら印を切ることで口寄せ契約を解除し、不死身の体と無尽蔵のチャクラを手に入れた。その後歴代火影たちが参戦すると、宿敵である柱間と互いに万全の状態で戦うべく一旦戦場を離れるが、オビトがナルト達に敗北すると黒ゼツにオビトを操らせ、「輪廻天生の術」を強制的に発動させて完全復活を遂げた。
復活後は柱間を拘束して仙術チャクラを奪い、白ゼツを介して右目の輪廻眼を回収、解放された一尾から七尾、ナルトとキラービーから引きずり出した九尾と八尾を外道魔像に封印し、それを吸収して十尾の人柱力となる。そして「八門遁甲の陣」を発動したガイと対峙し、ガイを倒した後は自分と同じ六道の力を得たナルトやサスケと戦い、カカシの左目の写輪眼を奪いそれを使ってオビトに移植された左目の輪廻眼を奪い取ると、両目に輪廻眼を揃えて遂に「無限月読」の発動に成功した。
しかしその直後に黒ゼツに背後から襲われ、ハゴロモの石碑は黒ゼツの手によって書き換えられていたこと、黒ゼツと白ゼツのそれぞれの正体、そして自身がカグヤ復活のための駒に過ぎなかったことを伝えられ、そしてカグヤの触媒とされた。カグヤが封印された際には十尾から排出されるが、外道魔像ごと全ての尾獣達が抜けたために既に虫の息であり、最期は柱間とかつての親友だった頃のように対話しつつ静かに息絶えた。
うずまきミト
声 - 下川江那宮下典子(壮年期)
初代火影・千手柱間の妻で綱手の祖母。渦潮隠れの里の出身で、特殊な封印術を持ったうずまき一族の血縁者。クシナの前任の九尾の人柱力で、敵意を感知する能力を持つ。夫の柱間とマダラによる終末の谷での激闘後、自ら九尾を体内に封印して人柱力になった。尾獣を危険視するため九喇嘛の力を振るうことには否定的であり、その姿勢に抑圧を感じた九喇嘛とは和解することができなかった。老齢により九尾を後任の人柱力に譲ることになり、死の前には過酷な宿命を背負うことになったクシナを激励していた。
猿飛ビワコ(さるとび ビワコ)
声 - 渡辺育子
三代目火影・猿飛ヒルゼンの妻でありアスマの母、木ノ葉丸の祖母。男勝りな性格であり、クシナの事で弱気になりがちなミナトを叱り飛ばしていた。現役の頃は優秀な医療忍者でありクシナの出産にも付き添うが、オビトの襲撃を受け殺害された。疾風伝では、少女時代に転倒したところをマダラに助け起こされるもマダラを怖がるという一面もあった。
うちはカガミ
声 - 河西健吾
うちは一族の忍。うちは一族の中では珍しく低い鼻で、癖っ毛も特徴 [20]である。かつては柱間と扉間の教え子であり、現役時代にはヒルゼンやダンゾウらと共に二代目火影・扉間の小隊に所属していた。シスイやイタチと同じように一族を越えて里のことを考えて尽力していたため、うちは一族を警戒していた扉間からも大きな信頼を得ていた。また、疾風伝暗部篇ではダンゾウが「あやつの瞳術には幾度も助けられた」と述懐している。
秋道トリフ(あきみち トリフ)
秋道一族の忍。かつては柱間と扉間の教え子であり、現役時代にはヒルゼンやダンゾウらと共に二代目火影・扉間の小隊に所属していた。
縄樹(ナワキ)
声 - 小林由美子
綱手の弟。かつては火影になる夢を抱いていた。12歳の誕生日に綱手から初代火影の首飾りをプレゼントされるが、奇しくもその翌日の任務中に死亡した [21]
加藤ダン(かとう ダン)
声 - 鈴木琢磨
綱手の最愛の恋人にしてシズネの叔父。かつては火影になることを夢見ていた。かつて綱手から首飾りを贈られるが、敵戦線での任務中に彼女の目の前で死亡した [22]。第四次忍界大戦ではカブトの「穢土転生」によって蘇生されチョウザと交戦。「穢土転生」が解除された際には自身の「霊化の術」で綱手の元に向かい、マダラと戦う彼女の危機を救った後、精神世界で綱手の額にキスして昇天した。
うちはオビト
うちは一族の中忍でカカシの親友。仲間想いで熱い心を持ち、負けず嫌いでやや好戦的な性格。第三次忍界大戦の「神無毘橋の戦い」にてリンの救出直後に敵の術からカカシを庇って岩に右半身を押し潰されて瀕死の重傷を負い、カカシに「上忍昇格祝い」として左目の写輪眼を譲り岩石に押し潰されて殉職したと思われていた。後に、カカシと驚きの再会を果たすことになる。
のはらリン [23]
声 - 七緒はるひ
医療忍術に長けている中忍のくノ一。オビトから想いを寄せられていたが、本人はカカシに好意を抱いており、カカシの上忍昇格のプレゼントとしてお守りを縫い付けた「個人用特別医療パック」を贈っていた [24]。「神無毘橋の戦い」でオビトを失う。霧隠れの忍による「任務の帰還後に三尾を暴走させて木ノ葉を潰す」という作戦のために心臓に操り人形となる呪印札を植え付けられ、三尾の人柱力にされる。カカシに救出されるも、自身は里を守るために自らカカシの雷切を心臓に受けて息絶えた(実際はオビトを闇に染めて自身の駒にするためのマダラの策略だった)。その死後も魂はオビトを見守っており、第四次忍界大戦末期でナルト・サスケ・カカシをカグヤの攻撃から庇って死亡したオビトの魂を迎えた。
うちはシスイ
声 - 木内秀信、河西健吾(少年時代・イタチ真伝)
「瞬身のシスイ」の異名を持つうちは一族の忍で、うちはカガミの子孫。うちは一族の中では珍しい低い鼻であり、先祖のカガミ譲りの癖っ毛も特徴 [20]。「陰から平和を支える名も無き忍こそが本当の忍である」という信念を持っていた。万華鏡写輪眼の開眼者であり、対象を幻術に掛けられていることにすら気付かせずに操る「別天神」を使うことができた。アニメオリジナル「イタチ真伝篇」では幼少時のイタチに忍としての心得を教えており、イタチも彼の想いに共感し慕っていた。イタチ同じく一族の枠を越えて里のために尽くした数少ない人物であり、うちは一族がクーデターを企てた際には、それを止めるために首謀者のフガクに対して「別天神」を使おうとしていたが、自身を信用していなかったダンゾウによって片目を奪われた。残ったもう片方の眼をイタチに託し、自らの眼を巡って戦いが起きぬように死を選び、万華鏡写輪眼の開眼条件を満たすために自殺に見せかけて自身をイタチに殺害させた。
シン
声 - 近藤隆
かつての「根」のメンバー。サイとは兄弟のような存在だったが、根の最終試験である決闘を前に病死した [25]。第四次忍界大戦ではカブトの「穢土転生」によって蘇生されて偵察部隊に振り分けられるが、サソリの傀儡の代用として操られ、デイダラの起爆粘土を体内に仕込まれるなど道具同然に扱われた。カンクロウ率いる奇襲部隊との交戦でサイと再会、彼の描いた絵を目にしたことで魂の縛りが解け、サイに礼の言葉を残して昇天した。
薬師ノノウ(やくし ノノウ)
声 - 恒松あゆみ
両親と離れ離れになった子供を育てる孤児院のマザー。医療忍術を使うことができ、昔は「歩きの巫女」とも呼ばれた根の諜報部一のエリートだった。岩隠れのスパイをしていた時は「ナニガシ」という偽名を使っていた。戦火に巻き込まれて記憶喪失になっていたカブトの名付け親でもあり、目が悪かった彼に自分の眼鏡を与え、医療忍術を教えた。既に引退した身であったが、ダンゾウから岩隠れ潜入の命を受け、従わなければ孤児院を襲撃すると遠まわしに脅迫され、子供たちを守るために任務を受けることになった。さらに孤児院から子供を一人差し出せと言われ、自ら忍に志願したカブトを根に差し出すことになってしまった。
後にダンゾウからカブトが孤児院を出て行った本当の理由を知ることになり、彼を解放することを懇願するが、ダンゾウからカブトを救うための条件としてある男を暗殺するよう命令された。しかし、そのターゲットこそ根の情報操作によって別人に見せかけられたカブトであり、根によって偽の写真を見せられ別の人間をカブトだと思い込まされていたため、本物のカブトの顔を見ても他人だと思い込んでいた。そして彼に襲いかかるも反撃を受け、彼が本物のカブトであったことに気付くことなく死亡した。

一般人

テウチ
声 - 朝倉栄介
ナルトがよく通う小さな ラーメン屋「一楽」の店主。カカシの素顔を見た数少ない人物。九尾の人柱力であったため迫害されていた頃からナルトにも優しく接していた数少ない人物であり、ナルトが下忍に昇格してからも度々サービスでラーメンを奢っている。娘のアヤメを溺愛しており、アニメではアヤメに付き合ってダイエットラーメンを食べているうちに激痩せしたことが明かされた。戦後はナルトとヒナタの結婚祝いに「 ナルトの永久無料食べ放題券」を贈り [26]、2人の結婚式にも出席した。
アヤメ
声 - 細野雅世
「ラーメン一楽」の看板娘で、テウチの愛娘。父と共にカカシの素顔を見た数少ない人物。アニメでは一時的に激太りし、ダイエットラーメンによって元の体系に戻っている。疾風伝ではラーメン職人の修行に出かけており、修行先で つけ麺の良さに目覚め、里に帰郷後一楽をつけ麺の専門店に変えてしまい、普通のラーメンを食べたいナルトから文句を言われていた。戦後にはテウチと共にナルトとヒナタの結婚式にも駆けつけた。
スケア
声 - 鈴村健一
「新伝・風の書」収録の読み切りに登場する写真家の青年。目元には紫色のメイクをしており、口元にホクロがある。元は忍で、暗部に所属していた。カカシの素顔を暴こうとするナルト・サスケ・サクラに協力するが、ことごとく失敗に終わりナルトたちと別れ去っていった。その正体はカカシの変装。目には写輪眼を隠すためのカラーコンタクトを装着しており、さらに左目の傷を隠すためにメイクを行い、声色まで変えていたため、ナルトたちは全く気付けなかった。
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