頭胸部

頭胸部(とうきょうぶ cephalothorax)というのは、 節足動物の一部に見られる構造で、 頭部胸部が融合したものである。

概説

節足動物の体は基本的に共通の構造をもつ体節の繰り返しで構成されている、いわゆる 体節制を持つ。しかし、 環形動物に見られるような素直な形ではなく、それらが数節ずつのまとまった構造となっているものが多い。これを 合体節と言う。 多足類以外では大きく頭部、胸部、 腹部が区別できる。頭部には 触角など 感覚器と摂食器官が集まり、胸部には歩行用の足が並ぶ。腹部には遊泳用の足があるものもあるが、たいていは足は退化的である。

ところが、この頭部と胸部が融合して明確に区別できない例があり、それを頭胸部と言う。頭胸部が見られるのは、主にクモ類と甲殻類である。

頭胸部は合体節がさらに進んだものと考えられ、運動能力等においてより効果的な活動が可能になっていると考えられる。ちなみに カニヤシガニでは腹部を頭胸部に密着させることで体全体を単一の固まりにまとめることができ、運動能力が特に高い。

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