逍遙学派

『アリストテレスの学校』(Gustav Spangenberg画)

逍遙学派(しょうようがくは)、またはペリパトス派: περιπατητικός: Peripatetic school)とは、アリストテレスが創設した古代ギリシア哲学者のグループであり、彼の学園であるリュケイオンの学徒の総称。

「ペリパトス」(: περίπατος, peripatos)とは、「逍遙・そぞろ歩き・散歩」あるいはそれを行う「歩廊・散歩道」のことであり、彼らが逍遙学派(ペリパトス派)と呼ばれるようになった理由としては、

  1. アリストテレス等が、逍遙(散歩)をしながら講義を行ったから。
    (この習慣は元々は師であるプラトンに由来し、元来はアカデメイア派を指してこう呼んでいたとも[1]
  2. アリストテレス等が、リュケイオンの歩廊(ペリパトス)を拠点として講義を行ったから[2]
    アゴラの彩色柱廊(ストア・ポイキレ)を拠点としたストア派と同様の由来)
  3. アリストテレス等が、リュケイオンの歩廊で散歩をしながら講義を行ったから[3]
    (上記1・2説の合成・折衷)

といったように、微妙に説・解釈が分かれる。

逍遙学派の設立は、アリストテレスがリュケイオンに最初に哲学学校を開いた紀元前335年で、アリストテレスの後を継いで学頭を務めた人物にはテオプラストスや、アリストテレス哲学の自然科学的要素を膨らませ、無神論にまで及んだランプサコスのストラトンなどがいる。

教義

逍遙学派の教義は、アリストテレスのもので、その後、弟子たちが守り続けた。

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