貨物列車

貨物列車(かもつれっしゃ)とは鉄道において貨物の輸送を目的とする列車であり、鉄道発祥以来運転されている。機関車貨車を牽引する形態が主流であるが、貨車自体が動力を有する電動貨車や気動貨車、あるいは動力分散方式の貨物電車もみられる。客車と貨車を併結する混合列車(こんごうれっしゃ)という形態もある(後述)。

運用と実情

大量輸送という観点からすれば鉄道による貨物輸送以前は船舶による輸送があり、そのために内陸部では運河が作られた。船舶による輸送は運河の建築に膨大な労力を必要とし、輸送力を増強するために船舶の大型化か船舶の数量を増やすしかなかった。鉄道の発明により、より少ない労力で内陸部の輸送網を作り上げることが可能となり産業革命後大いに発展することとなった。

鉄道が陸運の主力であった時代は鉱山工場・建設現場などへ専用線が敷かれることが多く、貨物輸送を主目的として開業する鉄道会社・線区も多かった。

鉄道による輸送の利点は貨車を増やし大量輸送が可能となることであったが、それは同時に時間における柔軟性を欠くことでもあった。政策的な自動車道路網の整備によるモータリゼーションの発展とトラックの性能の向上により、鉄道を利用する貨物輸送はきめの細かい貨物輸送の手段としての価値を失ってゆく。しかし、近年は大気汚染地球温暖化の深刻化などを受け、企業は環境保護の取り組みが社会的に要求されるようになったことから環境負荷の低い鉄道貨物輸送を見直すモーダルシフトの動きが出ている。

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