欧州連合の文化政策

欧州連合の文化政策(おうしゅうれんごうのぶんかせいさく)では、1992年に調印されたマーストリヒト条約共同体の政策の対象に含まれるようになった[1]欧州連合加盟国間の文化面での協力について概説する。欧州連合によって文化の分野で取られた行動には7年間の計画であるCulture 2000や欧州文化月間、メディア・プラス・プログラム[2]EUユース管弦楽団[3]欧州文化首都といったものがある。とくに欧州文化首都は欧州連合域内のある都市において1年間、その都市の文化の発展を促進する催事である。

さらに欧州連合では欧州理事会の強い要望により、多くの文化関連の計画が進められ、またヨーロッパと文化について扱うウェブポータルを解説して、欧州委員会や加盟国によって、あらゆるひとびとがヨーロッパの文化に、最先端技術を用いて触れることができるようなネットワークを進めている[4]

スポーツ

スポーツについては加盟国がもっぱらその政策を担っており、欧州連合はそれに対して間接的な役割を果たしている。たとえば近年欧州連合ではドーピング対策に乗り出している。この分野における欧州連合の役割は、リスボン条約がすべての加盟国で批准されれば、将来において増えることが見込まれている。またスポーツに関する欧州連合の存在は労働の自由というところでも影響を与えており、いわゆるボスマン判決においては国内のサッカーリーグで欧州連合域内に国籍を持つ選手について、そのリーグのある国の国籍を持たないために外国人選手枠の制度を適用することを禁止するという判断がなされている[5]