乏尿

乏尿(ぼうにょう)とは、 尿の排泄量が低下し、一日の尿量が400mL以下となった 病態。通常、健常者の尿量は500 - 2,000mL/日である。また、乏尿よりもさらに尿量が低下し、50 - 100mL/日以下となった場合を、無尿と呼ぶ。

生理学

一般に食事を摂取している状態では、1日に600mOsmの 溶質を尿中に排泄する必要がある。尿の最大濃縮力は約1,200 - 1,400mOsm/kg・H2Oであることから、これらの溶質を排泄するには、最低400mL(600/1400=0.43kg)の尿が必要という計算になる。1日400mL以下の乏尿状態が続くと、溶質の排泄が不十分となり、体内に溶質が蓄積した状態、高 窒素血症となる。尿量の病的な減少は、すなわち 腎不全状態の発症と直結した病態といえる。

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