ロバート・A・ハインライン

ロバート・A・ハインライン
Robert A. Heinlein
Heinlein-face.jpg
1976年のワールドコンでサインをするハインライン
ペンネームアンスン・マクドナルド、ライル・モンロー、John Riverside、Caleb Saunders、Simon York
誕生ロバート・アンスン・ハインライン
Robert Anson Heinlein
(1907-07-07) 1907年7月7日
ミズーリ州バトラー
死没 (1988-05-08) 1988年5月8日(80歳没)
カリフォルニア州カーメル
職業SF作家
国籍アメリカ合衆国
活動期間1939年 - 1988年
代表作夏への扉』、『異星の客』など
主な受賞歴ヒューゴー賞
デビュー作「生命線」
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ロバート・アンスン・ハインラインRobert Anson Heinlein1907年7月7日 - 1988年5月8日)は、アメリカSF作家。アンスン・マクドナルド(Anson MacDonald)、ライル・モンロー(Lyle Monroe)などの名義で執筆していた時期もある(いずれも中・短編)。SF界を代表する作家のひとりで「SF界の長老」(the dean of science fiction writers)とも呼ばれ[1]、影響を受けたSF作家も数多いが、物議をかもした作品も多い。科学技術の考証を高水準にし、SFというジャンルの文学的質を上げることにも貢献した。他のSF作家がSF雑誌に作品を載せるなか、ハインラインは1940年代から自分の作品を「サタデー・イブニング・ポスト」などの一般紙に載せた。この結果としてSFの大衆化が進んだのは、ハインラインの功績の一つである。SF小説でベストセラーを産んだ最初の作家でもある。アイザック・アシモフアーサー・C・クラークと並んで、世界SF界のビッグスリーとも呼ばれていた[2][3]

SF短編小説の名手でもあり、アスタウンディング誌の編集長ジョン・W・キャンベルが鍛えた作家の1人である。ただし、ハインライン自身はキャンベルの影響を否定している。

初期の頃は未来史シリーズなど、科学小説としてのSFを書いていたが次第に社会性を強め、『宇宙の戦士』では軍国主義を賛美する兵士の描写があったことから右翼と呼ばれ、一方の社会主義者の名残が表れている『月は無慈悲な夜の女王』では左翼と呼ばれるなど多彩な顔を持った。中でも宗教ポリアモリーを扱った『異星の客』の反響は大きく、ヒッピーの経典と崇められ、ファンが分かれたという。『異星の客』中の「グロク」(grok)という造語が『オックスフォード英語辞典』に掲載されたり、終いにはマンソン・ファミリーが実際のカルト活動で『異星の客』中の宗教をまねたりもした。

以後『宇宙の戦士』、『ダブル・スター(太陽系帝国の危機)』、『異星の客』、『月は無慈悲な夜の女王』でヒューゴー賞を計4回受賞(いずれも長編小説部門)。アメリカSFファンタジー作家協会は1回目のグランド・マスター賞をハインラインに授与した。

ロマンティックなタイム・トラベル物『夏への扉』は特に日本において人気の高い作品であり、SFファンのオールタイム・ベスト投票では、度々ベスト1作品になっている。しかしアメリカにおいては『月は無慈悲な夜の女王』と『異星の客』がクローズアップされることが多く、『夏への扉』は日本での限定的な人気にとどまっている。

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