ユリウス通日

ユリウス通日(ユリウスつうじつ、 : Julian Day、JD)とは、 ユリウス暦 [注 1] 紀元前4713年 1月1日、すなわち 西暦 -4712年1月1日の 正午世界時)からの日数である [1]。単にユリウス日ユリウスび)ともいう。時刻値を示すために一般には小数が付けられる。

例えば、 協定世界時 (UTC)での 2018年 2月25日06:11 のユリウス日の値は、おおむね2458174.76である。

ユリウス通日(Julian Day

ユリウス通日は ユリウス暦 紀元前4713年 1月1日先発グレゴリオ暦では紀元前4714年 11月24日、西暦 -4713年11月24日)の 正午世界時)を 元期(=0日目)とし、 の単位で数える。ユリウス通日は 天文時の伝統に従い、日の起点は 正午である。したがって、 世界時正午に日数(の 整数部分)が増加する。

ユリウス通日は二時点の間の日数や秒数を計算するのに便利で、 天文学 年代学英語版などで使われている。小数を付けることにより時・分・秒数(と更に、その小数)を表現することができる。

起点が正午である理由

ユリウス通日は、 天体観測に便利なように 正午を起点にしている。つまり、 天体観測は通常は夜間に行われるので、夜の0時( 正子)( 世界時)の時点で日付が変わる(ユリウス通日の整数部分が増加する。)のは、不便で間違いも起こりやすい。このためユリウス通日は、正午の時点で日付が変わるように決められたのである。この慣習は「天文時」の 時刻系の伝統であり、 クラウディオス・プトレマイオス に始まるものである。

正午を一日の起点にする理由はもう一つある。 均時差を捨象すれば、太陽の 南中を観測することにより、その地点の 地方時での 正午は容易に知れる。これに対して 正子を認識することは、正確な時計が存在しない時代には困難である。

なお、 天文時の日の起点を 正午とする 時刻系は通常一般の時刻系と紛らわしいので、ユリウス日を除き、1925年1月1日からは 天文学では「天文時」を廃止し、 正子真夜中)を1日の始まりとする「常用時」に統一された( 天文時の廃止の経緯を参照)。しかし、ユリウス日については、1925年以降も継続して正午を起点としている [2] [3]

換算計算サービス

日本の 国立天文台の暦計算室のページで、 グレゴリオ暦からも ユリウス暦(1582年10月4日以前)からも、秒単位でユリウス日と修正ユリウス日が簡便に換算できる [4]。結果は小数5桁で表示される。

また、 アメリカ海軍天文台(USNO)のページでは、0.1秒単位の換算が可能であり [5]、結果は小数6桁で表示される。

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