ドラゴンボール超

ドラゴンボール超
ジャンルバトルアクション少年向けアニメ
アニメ
原作鳥山明(ストーリー原案)
シリーズディレクター地岡公俊(第1話 - 第46話)
畑野森生(第33話 - 第76話)
羽多野浩平(第68話 - 第76話)
長峯達也・中村亮太(第77話 - 第131話)
キャラクターデザイン鳥山明(原案)
山室直儀
音楽住友紀人
アニメーション制作東映アニメーション
製作フジテレビ読売広告社
東映アニメーション
放送局フジテレビ他
放送期間2015年7月5日 - 2018年3月25日
話数全131話
漫画
原作・原案など鳥山明
作画とよたろう
出版社集英社
掲載誌Vジャンプ
レーベルジャンプ・コミックス
発表号2015年8月号 -
巻数既刊5巻(2018年3月現在)
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ漫画
ポータルアニメ漫画

ドラゴンボール超』(ドラゴンボールスーパー、DRAGON BALL SUPER)は、鳥山明漫画作品『ドラゴンボール』を原作とする東映アニメーション制作のテレビアニメ、および集英社の月刊誌『Vジャンプ』にて連載されている漫画である。

2015年7月5日から2018年3月25日まで毎週日曜日 9:00 - 9:30(JST)、フジテレビのアニメ枠『ストロング9』(2016年10月2日から名称を改め『アドベンチャーサンデー』)内の番組としてフジテレビ系列で放送された[1]

概要

2015年4月28日に行なわれた『ドラゴンボールZ 復活の「F」』の舞台挨拶にて、本テレビシリーズの製作が発表された[2]。『ドラゴンボールZ』(以下『Z』)のデジタルリマスター版『ドラゴンボール改』(以下『改』)の放送枠にて放送中。

前作『改』はオープニング・エンディング曲のパートおよびサブタイトルを除き『Z』で使用されていたフィルム映像のデジタル修復版だった。そのため、『ドラゴンボール』のテレビシリーズが全編デジタルで製作されるのは本作が初となり[注 1]、完全新作のテレビシリーズとしては『ドラゴンボールGT』(以下『GT』)以来18年ぶりの作品となる[1]

原作者の鳥山明は、劇場版アニメ作品『神と神』と『復活の「F」』にて、初めてアニメシリーズのストーリーの制作を行ったが、テレビシリーズのストーリー原案を務めるのは、本シリーズが初めてとなる[1][3][注 2]

原作(および『Z』『改』)の最終決戦にて、孫悟空魔人ブウとの闘いに決着を付け、平和を取り戻した後の物語を新たに描く[1]。原作の「魔人ブウ編」終結〜エピローグとなる10年後までの間の時期(原作の第517話と第518話、『Z』の第288話と第289話、『改』の第157話と第158話の間)に位置する。物語は孫悟飯ビーデルが結婚した頃から始まる。

本作の物語は、原作者の鳥山明によると「魔人ブウ編の完全なる続き[4]」に当たり、鳥山が自らストーリー原案を行うその内容は以下の通り。「ドラゴンボール30周年記念 公式ポータルサイト」では、『神と神』と『復活の「F」』の物語を一括して「宇宙の神々編」と紹介している。

  • 劇場版アニメ2作品『神と神』と『復活の「F」』を原作に用いて、各1クール分ほどのテレビシリーズアニメとして再構成・再制作した「破壊神ビルス編[注 3]」と「フリーザ復活編[注 4]」。
  • 本作のキーアイテムでもある「スーパードラゴンボール」を賭けて、第6宇宙の破壊神選抜との格闘試合を描く「破壊神シャンパ編[注 5]」。
  • 未来のトランクスの世界に現れた新たなる脅威・ゴクウブラックザマスとの闘いを描く「“未来”トランクス編[5]
  • 8つの宇宙の代表戦士たちが自身らの宇宙の存亡を賭けて闘うチーム対抗の武道大会「力の大会」を描く「宇宙サバイバル編」。

また、上記の長編エピソードの合間には、ギャグ色の強い1話完結や前後編のエピソードが挿入される。第69話では、本作と同じく鳥山明原作の漫画『Dr.スランプ』の登場人物が出演しており、則巻アラレ、則巻千兵衛やガッちゃん、Dr.マシリトなどが登場した[注 6]。則巻アラレの声優や登場するキャラクターのデザインは『Dr.スランプ』のアニメ版第1作目である『Dr.スランプ アラレちゃん』に、則巻千兵衛とDr.マシリトの声優はオリジナルキャストの内海賢二野沢那智が故人のためアニメ版第2作目である『ドクタースランプ』に準拠している[注 7]

鳥山明によるストーリー原案は、テキスト(文章)形式で制作スタッフに届けられる[6]。その全体のあらすじが書かれた鳥山のストーリー原案を、脚本家がテレビシリーズアニメ用に膨らましての付け足しや変更を行うことで、テレビシリーズ1話分ずつの内容にまとめる[5]といった工程で制作されている。「“未来”トランクス編」は、鳥山明が編集部の案から着想を得てストーリーを構築。そのストーリー原案を基にして、脚本家らがテレビシリーズアニメ用の脚本に仕上げている。テレビシリーズ用に完成した脚本は、シリーズ開始時点では鳥山自身もまだ確認しておらず「いっしょにドキドキしましょう(笑)!!」とコメントを寄せている[5]

「宇宙サバイバル編」でもメインとなるストーリーやキャラクターは鳥山の原案が基になっており、アニメスタッフによりディティールアップが加えられている[7]。また「宇宙サバイバル編」以前から、初期の『ドラゴンボール超』よりも映像のクオリティを高めることが考えられており、2017年10月18日放送の1時間スペシャルはスタッフを投入しコストもかけ、計画的に作り上げられている[7]。最終話である131話はシリーズディレクターの中村亮太により3か月ほどかけて絵コンテが描き込まれた[8]

『改』ではオープニングの前にアバンタイトルを置き、そこで前回のあらすじを紹介していたが、今作では以前のシリーズと同様にオープニングから始まり、CMを挟んだ後あらすじ→タイトルコールの流れに戻っている。

レギュラー放送では字幕放送を実施。孫悟空は黄色、孫悟飯は緑色、それ以外の人物は白色で表記される。第60話より副音声にて解説放送も開始した[注 8]

劇伴は前述の劇場版2作品と『改』の「魔人ブウ編」に引き続き住友紀人が担当しており、『改』の劇伴も一部流用している。あらすじでは『Z』主題歌の「CHA-LA HEAD-CHA-LA」のインストゥルメンタルバージョンが使用されているが、“未来”トランクス編での前回のあらすじと次回予告のBGMはオリジナルのものを使用していた。第113話以降はオープニングに入る前に『ティーザー的なダイジェスト場面』が挿入され悟空の声で見所を簡単に説明する場面が入るようになり、それに伴い次回予告も短縮された。

過去の回想シーンでは、『Z』および『改』の映像の流用と、新規作画・新録音声が混在している[注 9]。顕著な例として、未来のトランクスが師匠悟飯と今生の別れとなる回想シーンは、原作の外伝『TRUNKS THE STORY -たったひとりの戦士-』に準拠したものではなく、アニメ『Z』のTVスペシャル『絶望への反抗!!残された超戦士・悟飯とトランクス』での描写に準じ、なおかつ作画・音声ともに新規に制作されたものとなっている。2016年8月27日に『土曜プレミアム』枠にて放送された映画『ドラゴンボールZ 復活の「F」』“未来”トランクス特別編においても、本編前後に挿入される“未来”トランクスからの視点によるフリーザの歴代シーンは『Z』および『改』のフリーザ編での描写に準じていた。

テレビシリーズ放送開始に先駆けて、漫画版『ドラゴンボール超』が『Vジャンプ』2015年8月号より連載を開始。アニメ版と同時期に並行して製作されている。ストーリー原案はアニメ版と同じく鳥山明で、作画は同誌にてゲーム連動漫画『ドラゴンボールヒーローズ』や、映画『復活の「F」』のコミカライズを手がけていたとよたろうが担当[9]

2018年12月14日には「宇宙サバイバル編」のその後を描く劇場版『映画 ドラゴンボール超』が公開予定[10]

他の言語で