デスマスク

デスマスクの作成/1908年頃の米国ニューヨークにおける。
セーヌ川の身元不明少女”のデスマスク
イングランド王ヘンリー7世の彫像/1512年、ウェストミンスター寺院にヘンリー7世と妃エリザベスの墓を造るようヘンリー8世から委任されたイタリアフィレンツェ彫刻家ピエトロ・トリジアーノ英語版が、葬儀用に制作した像で、ヘンリー7世のデスマスクを一次資料とした精巧なものとなっている。

デスマスク英語death mask)は、石膏死者を取ったものをいう。作成目的としては、故人を偲ぶ遺品としての保存、肖像作成のための一次資料の確保、死生観芸術性・性癖などを背景とした作品調度品の主要素材としての確保、法医学的資料としての保存などがある。時にはデスマスクの上にそのまま着色して肖像とすることもある。刑死した死刑囚のデスマスクも数多く残されている。

概要

17世紀には、故人の彫像の一部としてデスマスクを使い、それを告別式に飾ったりするというのは、ごく一般的に広まっていた。18世紀から19世紀を通して、こうしたものが身元の確認のため遺体の特徴を明らかにする手段としても用いられるようになる。例えばキングズベリー・ランの屠殺者事件では、身元不明の被害者の情報を求めるため、デスマスクを作成、公開して情報提供を呼びかけている。のちにこの役割は徐々に写真に取って代わられるようになったが、骨相学民俗学考古学などの分野では、今日でもデスマスクはもちろん、あまり一般的ではないが存命中の人物のライフマスクの作成も、科学的もしくは疑似科学的な用途で行われている。

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