シノーペー

現在のスィノプ

シノーペー (古希: Σινώπη, Sinōpē) は、ギリシア神話の女性である。長母音を省略してシノペとも表記される。黒海南岸の都市シノーペー(現トルコのスィノプ)の名祖とされる。

河神アーソーポスメトーペーの娘、もしくはアレースアイギーナの娘。

アルゴナウティカ』等によると、ゼウスに愛され、シノーペーの地に攫われた。何でも1つ願いをかなえると言われたが、処女性を守ることを願った。そのためゼウスは手を出せず、そのままシノーペーの地に住まわせた。その後、アポローンやハリュスも求愛したが退けられた。

ただしコリンナ等によると、アポローンによりシノーペーの地に攫われ、彼との間に息子シュロス(シリア人と算術の祖)を産んだ。

木星(ゼウス)の衛星シノーペは彼女にちなんで名づけられた。

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