サイヤ人

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サイヤ人(サイヤじん)は、鳥山明漫画ドラゴンボール』、『ネコマジンZ』、『銀河パトロール ジャコ』および『ドラゴンボール』を原作とするアニメシリーズ、コンピュータゲームに登場する架空人種宇宙人

特質

惑星ベジータ」(旧「惑星プラント」)に住んでいた宇宙最強クラスの戦闘種族。元々は「惑星サダラ」が母星だったが種族の内紛で崩壊し、放浪の末に惑星プラントを先住民族のツフル人から奪い取り新たな母星とした。フリーザ一味にはサイヤ人より強い戦士が数多く所属しているが、これは宇宙に住む様々な種族から戦闘に秀でた戦士を選りすぐった結果であり、サイヤ人のように種族全体の戦闘力が高い民族は少ない[注 1]。古来より多くの星を襲い財を成すという乱暴で非道な生活をしており、さらにそのサイヤ人をフリーザ一味が力により配下にしていた[1]。銀河パトロールでも子供の時以外は太刀打ちできず、人類だけを全滅させるウイルスをばら撒く「絶滅爆弾」も効かない[2]

彼らの文明や使用している戦闘ジャケットはフリーザ一味が開発したもの[3][注 2]で、軍に取り込まれる前のサイヤ人は異なる形状の戦闘服を着用していた。また、メディカルマシーンもフリーザ一味が開発したもの[3]。鳥山明がアニメオリジナルエピソードのために用意した設定では治療液はツフル人が開発したものであり、後にフリーザ軍に技術が渡ることになる。鳥山の説明ではスカウターを発明したのもツフル人で、これに目をつけたのが戦闘服や宇宙船も発明したフリーザ軍の優秀な技師ギチャムであり、改造を施して兵士たちの攻撃の運用に使い始めたという[4]。スカウターも戦闘服も宇宙船もコルド軍の支給品である[5]

純血のサイヤ人の名前は、全て野菜の名前から採られている。サイヤは野菜のアナグラムであり、鳥山いわく「戦闘民族なら肉だろというのを逆手に取ったもの」とのこと[6]。土地(星)の転売屋であるサイヤ人のモデルは「地上げ屋」であり、バブルの全盛期である連載当時に連日新聞をにぎわせていたために出たアイデアだとされる[7]

少数民族であり惑星ベジータ消滅前には全部で数千人あまりしかおらず、戦闘民族であるためにその数を大きく増やすことが難しいとされている[8]。2014年のインタビューで鳥山明は「サイヤ人はほとんどが下級戦士で、中級戦士はわずか10人ほど、上級戦士に至っては王族であるベジータとベジータ王のみ」と答えているが[9]、2017年のインタビューで鳥山明は「ラディッツは上級戦士」と答えている[5]。バーダックは下級戦士としては上位にいるが中級戦士にはなれていない。階級は持って生まれた潜在的な戦闘力で決められるが、その後に大きく戦闘力が上がれば昇級が可能[9]

性格と外見

サイヤ人は程度の差はあれど生まれた時から凶暴で残忍かつ冷酷な性格である。好戦的で本能的に戦闘そのものを好む。地球に送られた赤ん坊の孫悟空も当初は手が付けられないほどの暴れん坊だったが、頭を打って以降は激しい性情がおさまり、養父である孫悟飯や師匠となる亀仙人らの教育も受けて純粋で素直な少年へと成長した。凶暴な性質が消えた一方、好戦的な気質は残っており亀仙人いわく純粋な誇り高い武道家であるため、世の平和や正義より前に強者との戦闘を楽しみたいという動機で戦い、一方で仲間や地球を思う優しさを持っており何度も地球の危機を救った。

冷血で単純な思考なので、通常、恋愛や結婚という概念はあまりなく、繁殖目的以外でバーダック夫妻のように絆で結ばれることは珍しい[9]。家族という概念はあまりないので、王族以外は血の繋がりにこだわりはない[9]。鳥山もバーダックの家族や兄弟について質問されて「(バーダック、ギネ、ラディッツ、カカロットの家族)4人が揃ったことはありません。バーダック自身にも兄弟はいるかと思いますが、おそらくバーダック自身もよく解っていませんし興味もないでしょう」と答えている[9]。実際、作中でも人造人間17号が(人造人間としての)生みの親に当たるドクター・ゲロを容赦なく殺害するのを目の当たりにして困惑するクリリンに対して、ベジータが「べつにおかしなことじゃない。気にいらないヤツはだれであろうと殺すだけだ。サイヤ人といっしょさ。おかしいのは貴様ら地球人の方だ」と発言する場面がある。

サイヤ人には女性もいるが[注 3]、ラディッツが地球に来たエイジ761の時点で男性数名しか生存しておらず、純血のサイヤ人は途絶える運命である。隔世遺伝が起こることで、一世紀もの時を経て純血サイヤ人に匹敵する戦闘力を持つ個体が生ずることもあるらしい。

ヒューマノイドタイプの体形に黒髪と黒目を持ち、風貌は地球人における黄色人種に似ているが、猿のような茶色く短い毛の生えた長い尾がある[注 4]満月を見ることで大猿に変化する。これは月に照り返された太陽光に含まれる1700万ゼノを超えるブルーツ波が目を通じ、尻尾に反応することで起こるもので、大猿化後は戦闘力が通常の10倍にアップする。たとえ尻尾が切れてしまっても、一定期間を置けば基本的には自然に再生する[注 5]。尾を強く握られると力が抜けてしまうという弱点があるが、鍛えることで克服することができる。再生可能であるため、弱点と成り得る尻尾はその気になれば自分で切断できる。ベジータの切れた尻尾はメディカルマシーンでは再生できなかった。自身の意思で動かすことができ、それで物を持ったり体を支えることができる他、悟空やラディッツのように叩いて攻撃に使うことも可能。ベルトのように腰に巻きつけた状態でいる者も多い。尻尾の生えてこなかった子供は高い資質を持っている[10]。尻尾の弱点については『ドラゴンボール大全集』において、サイヤ人同士の闘いになった場合、種としては、いかに怪我をせず優越を決めるかが重要であるがゆえの、多くの動物が本能として持っている儀式的闘争のためと考えられると解説されている[11]

純粋なサイヤ人は全て黒髪。ベジータは「純粋なサイヤ人は頭髪が生後から不気味に変化したりはしない」と証言している。悟空やベジータが短髪なのに対し、ラディッツのように腰より下まで伸びる長髪を持つ長髪タイプのものもいる。[注 6]。悟空はムラサキ曹長や桃白白の刀によって髪が一部切れたことがあるが、その後元に戻っている。サイヤ人の髪事情も地球人と同じく禿げることがあり、髪型が変わらないというわけではなく髪質が少し違うだけである[1]。また、男は髭も生え、ナッパやベジータ王やパラガスやパンブーキンのように髭を蓄えている者もいる。『ドラゴンボール超』でも新たに作られた精神と時の部屋で、約3年の修業を終えて出てきた直後の悟空とベジータは髭が大量に伸びきっていた[12]。また『ドラゴンボールGT』でもベジータが髭を生やしていた。

鳥山明が考えていた原作では描かれていない裏設定では、サイヤ人は顔の種類が少ないというものがあり、それを聞いたアニメスタッフにより悟空と同じ顔のバーダックやターレスが作られ[13]、劇場版『ドラゴンボールZ 地球まるごと超決戦』では階級ごとに別々の育てられ方をするため、同じ階級の者は同じ顔になるという設定が登場している[14]

ドラゴンボール超』に登場するパラレルワールド的な関係にある第6宇宙のサイヤ人の性格は、戦闘民族だが礼儀正しく穏やかで、第7宇宙のサイヤ人とは性格が全く異なり、雇われて悪人を倒すことを仕事としている。そのことから第6宇宙の界王神からは「正義のヒーロー」と呼ばれている。拠点は惑星サダラ。『Vジャンプ』連載の漫画版では、尻尾が無いことを聞かれたキャベが「昔はあったようですが今のは私たちに尻尾はありません」と説明している[15]

身体の特質と能力

サイヤ人は地球のおよそ10倍近い重力を持つ惑星ベジータで生まれ育ち、屈強な体を持つ。また、非常に大食漢で地球人の数十倍も食べる。アニメオリジナルキャラクターであるベジータの弟ターブルは非戦闘体質であり、ジャンプスーパーアニメツアー08『ドラゴンボール オッス!帰ってきた孫悟空と仲間たち!!』において、ターブルの妻であるグレが悟空やベジータ、孫悟飯の食べっぷりを見て非常に驚いていた。

身体の回復力が高く、地球人より遥かに短い時間で負傷や病床から復帰できる[注 7]。修行などによる戦闘力上昇のほか、瀕死状態から回復することにより戦闘力が大幅に上昇する[注 8]。そのため悟空やアニメにおける戦闘力10,000近くのバーダックのように、まれに下級戦士でも激しい戦闘や修行を繰り返すとエリート戦士の戦闘力を超える場合がある。この「戦えば戦うほど強さを増していく」という特性と優れた戦闘センスこそ前述の凶暴で好戦的な性格と併せてサイヤ人が戦闘民族たりえる所以であり、サイヤ人の平均戦闘レベルを上回っているはずのフリーザ一味の戦士の中にも、そのサイヤ人の特性を把握していて自分より戦闘力が下のサイヤ人を心の底で恐れている者がいるという描写が劇中で何度かあった[注 9]。漫画版『ドラゴンボール超』では、超サイヤ人ブルーのベジータが瀕死から回復してもパワーアップすることはなく、これについてトランクスは「極限まで鍛えられているため瀕死からの復活でのパワーアップはおそらくもうできない」と推測している[16]

寿命に関して鳥山は、戦闘民族であるために最も闘いに適した年齢に達すると老化が鈍り、長く強いパワーが保てるが、寿命は地球人と同程度であり、ある程度の年齢になると急速に衰えがくる[1]と答えたり、寿命そのものは地球人よりも長いが、戦闘民族であるサイヤ人の宿命ゆえ、寿命を迎える前に戦闘で命を落とす者がほとんどであり、平均寿命はそれほどでもないと答えたりしているが[9]、戦闘に向いた若い時代が長いことは共通している。また『ドラゴンボール超』の作中の会話で、80歳頃までは若者のままであることが判明した。原作でも悟空、ベジータは青年期と最終話までの間で外見がほとんど変わっておらず、サイヤ人たちの外見が変わらないその若さに、ブルマがひがむシーンが度々ある。『銀河パトロールジャコ』ではジャコが「子供時代が長く、青年になるまで幼児体形のままで相手を油断させる。その後、一気に戦闘に向いた体形に成長し、以後ほとんど老化しない」と説明している[2]。青年になるまで子供姿の期間が長いという特徴は、少年時代の孫悟空や『ドラゴンボール超』の頃の孫悟天やトランクスなどに、この特徴が顕著に表れている。

サイヤ人は生身の状態では宇宙空間で生存することができないとされている[注 10]。『ドラゴンボールZ 神と神』において、悟空が成層圏まで飛び出して戦ったことに対して鳥山明は「宇宙人なのでギリギリ息はできるのかな?」と語っている[17]。実際、ある程度の時間であればサイヤ人が宇宙空間で活動している例があり、子供の頃の悟空が月までウサギ団を連れて行ったり、アニメ版ではベジータとナッパが宇宙空間から星を攻撃、バーダックが宇宙空間で行動したりしている[注 11]。このほかベジータは悟空との初対決の際、地球を破壊しようとしていた[注 12]。また、多少趣が異なるが、劇場版オリジナルキャラクターのブロリーは新生児ながらも自分と父親を覆うほどのバリアを展開し、宇宙を放浪していた。

限られたサイヤ人はパワーボールと呼ばれるエネルギー球を空中に射出し酸素と混合させることで満月時と同じ波長の光線を発する人工満月を作ることができる。これにより衛星を持たない天体においても大猿に変身することが可能となる。原作ではベジータのみが使い、アニメでは劇場版において劇場版オリジナルキャラクターであるターレス、ゲーム版ではベジータ王も使用している。3人とも「はじけて混ざれ!」の言葉と共に人工満月を作り上げる。

地球人との関係と混血

地球の人間との交配が可能であり、それによって生まれた混血の子供は純血のサイヤ人よりも潜在的な戦闘力が高い。悟飯に関しては幼少期から青年期に至るまで主に怒りと自らに迫る危機によって潜在能力を爆発させることが度々あった。ベジータはラディッツ戦での孫悟飯の戦闘力を「他のサイヤ人の子供に比べ、戦闘力が異常に高い」と評していた。

地球人とのハーフであるトランクスとブラは母親のブルマと同様、紫色の髪、青い目をしており[注 13]、髪も伸びる。同じくハーフの悟飯や悟天、クォーターのパンは父親、母親ともに黒髪のため3人とも黒髪。幼少期の悟天は悟空と瓜二つで同じ髪型であったことから、成長とともに悟空に頻繁に間違えられるようになり、それが嫌で強引に髪型を変えた。

サイヤ人の特色である尻尾も遺伝するが、作中では悟飯以外に尻尾が生えている混血サイヤ人は登場しておらず、赤ん坊のトランクスについて、クリリンはブルマに尻尾を切ったのかと尋ねたが、回答は描かれていない。公式ガイドブックでは悟飯以外の尻尾については、生まれつき持たない混血サイヤ人は特に強大な戦闘力を秘めており、悟天やトランクスのように幼少の内から自然と超サイヤ人への変身も体得してしまうことが多いと解説されている場合と[10]、生まれてすぐに切られたと解説されている場合[18]がある。

サイヤ人の血統は地球移住後には悟空とベジータしか存在せず、子孫の多くは地球人の血が濃く、特性も地球人に近い。

その他サイヤ人の細胞・身体を持った者

サイヤ人の力を認めて、サイヤ人の身体を得ようとする者や、サイヤ人の力で世界征服を企む者やサイヤ人を滅ぼそうと企む者など、サイヤ人の力や細胞を悪用する者も少なからず存在しており、元々サイヤ人ではない者がサイヤ人に成り代わり、サイヤ人の力や身体を手にしている。

ギニューが両腕を広げて「チェーンジ!」と叫び、向かい合った相手と身体を入れ替える「ボディチェンジ」という必殺技で孫悟空と身体を入れ替えることに成功し、孫悟空の肉体を得たが、使い慣れていない肉体であったためその身体のスペックを充分に引き出すことはできなかったの『ドラゴンボール ゼノバース』では、歴史が変わりギニューがベジータとボディチェンジし、ベジータと身体を入れ替えたシーンが存在する。更に同ゲームでは、原作ではうまく使いこなせていなかった悟空の体でかめはめ波を放っている。そのほか、同ゲームのアバターともボディチェンジをしている。『ドラゴンボール ゼノバース2』では、トランクス(ゼノ)とボディチェンジをしている。パートナーシステムでギニューをパートナーにすると、ゴクウブラックとボディチェンジをした姿を見ることができる。ドラゴンボールシリーズのゲームではこの他多数のキャラクターともボディチェンジでき、『ゼノバース』のアバターもギニューからボディチェンジを習得して使用することができる。

ドクター・ゲロが造り出したバイオテクノロジーによる人造人間のセル。ドクター・ゲロは戦闘の達人たちの細胞を集めて合成させた人造人間の研究を始めたが、時間がかかりすぎるために断念、コンピュータだけがその作業をそのまま休むことなく続けていたことにより完成した。蜂のように小さい虫型のスパイロボットがコンピュータにデータを送るついでに戦闘の達人たちの細胞まで集めており、孫悟空、ベジータ、ピッコロ、フリーザ親子、そして数種の生物の細胞を組み合わせて造り出された。人造人間17号18号を吸収し、第2形態、完全体へと進化する。種族としての分類は地球人。サイヤ人の増強能力と、ピッコロの再生・復活能力を併せ持っている。更にサイヤ人の細胞により、死の淵から生還するごとにパワーアップする特性のおかげで自爆後奇跡的にコアだけは残っており体を再生させ、さらに強くなった状態で復活した。この復活後の形態をパーフェクトセルと呼称することもある。更に完全体となったセルが自分の分身であるセルジュニアを原作では7体、アニメでは9体産み出している。セルジュニアの性格は非常に凶暴で好戦的である。セル同様に多彩な技も使え、精神と時の部屋で修行したベジータやトランクス、ピッコロと互角の戦いができるほどに戦闘力は高い。まともな言葉を発声することは非常に少なく「キシャー」などという奇声を発することが多いが、ある程度であれば人語を話すことができる。悟空達を蹂躙するも、超サイヤ人2に覚醒した孫悟飯によって7体とも一瞬で倒された。一撃で即死したため再生能力の有無は不明。

『ドラゴンボールGT』ではあらゆる知的生物に寄生し、宿主の力や意識を奪い支配する能力を持つベビーがベジータに寄生し、肉体を乗っ取った。ベジータに寄生する前には悟天と悟飯にも寄生して肉体を乗っ取っている。更にベビーが幼年体の時にトランクスにも寄生して肉体を乗っ取ろうとしたが、失敗に終わっている。身体をゲル状に変化させ、主に宿主の外耳道・鼻腔・口腔、または傷口から体内へ侵入し寄生を行なうが、特に外傷を負っていて気を最大限に解放している状態は寄生されやすい。ベジータベビーは戦闘に秀でたサイヤ人と高度な知能を持つツフル人の両種族の王が融合した存在で、超サイヤ人3の悟空を軽く上回る程の力を持っており、ノーマルのベジータベビーの状態で超サイヤ人3の悟空を一方的に打ちのめした。更にベジータベビーはスーパーベビー1・スーパーベビー2へと変身することによってパワーアップする。超サイヤ人4に変身した悟空に追い詰められた際、ブルマが開発した「ブルーツ波増幅装置」によって大量のブルーツ波を照射され、スーパーベビー2から黄金の体毛を持つ大猿の姿にも変身した。強引な大猿化により理性を失ったかに見えたが、実際に大猿化したのはベジータの肉体に過ぎないため、寄生しているベビー自身の理性は健在であり、しばらくは凶暴化したフリをして悟空に不意打ちを仕掛けている。『ドラゴンボールヒーローズ』では、幼年体で失敗していたトランクスへの寄生・融合に成功した「スーパーベビー:トランクス」という形態も登場した。

『ドラゴンボール超』では原作の世界から分岐した並行世界のザマスが、時の指輪で並行世界の未来へと移動し、超ドラゴンボールを使ってザマスと孫悟空の心と体を入れ替え、孫悟空の肉体を得た。悟空の技であるかめはめ波や瞬間移動なども使いこなし、超サイヤ人の変異形態である超サイヤ人ロゼへと変身する。更に第64話ラストでトランクスに魔封波で封印されかかったことで人間の危険性を改めて認識したザマスが、本気で人間たちを倒すためにポタラを使ってゴクウブラックと合体し、合体ザマスとなった。他の合体戦士と違い、発する声はザマスの声のみになっている。ザマスの「不死身」とブラック(サイヤ人)の「戦いの中で無限に成長する」特性を併せ持ち、戦闘力そのものもポタラ合体の効果で格段に上昇。界王神さえも遙かに上回るレベルに達している。背中には後光を思わせる光輪が現出しており、ここから「神の光の力」と称するエネルギー波を放ち攻撃する。

アニメオリジナルでは、ポトフ星にて超人水(コメソン)に取り込まれたベジータのパワーを吸収したことで生まれたコピー(複製ベジータ)が登場した。赤紫色の姿をしており、能力や技、容姿などベジータそのもので超サイヤ人ブルーにも変身できる。悟空や界王も気を探った時、本物とまったく同じ気を感じ取っていた。さらには口調や性格もそっくりでプライドが高く他人に支配されることが何より嫌いだが、一方で息子のトランクスを吸収することにためらうなどポタージュいわく「精神もオリジナルと同じ」らしい。声はコピーされず、ベジータ本人とは別な声になっている。

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