ゆびさきミルクティー

ゆびさきミルクティー
漫画
作者宮野ともちか
出版社白泉社
掲載誌ヤングアニマル
発表号2003年1号 - 2010年6号
発表期間2003年 - 2010年
巻数10巻
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プロジェクト漫画
ポータル漫画

ゆびさきミルクティー』は、宮野ともちかによる日本漫画作品。『ヤングアニマル』(白泉社)にて、2003年NO.1から2010年NO.6まで連載された[1]。単行本は白泉社ジェッツコミックスより全10巻。また、全巻刊行後のヤングアニマル2010年NO.16にて読み切りとして特別編が掲載された(これは宮野の後作である『リカ』の第1巻に収録されている)。

概要

女装趣味を持つ少年を中心に展開される恋愛漫画。登場人物の成長に拘って描かれている[2]。タイトルのミルクティーとは「ミルク=白=男性」、「ティー(紅茶)=赤=女性」で2つが合わさっているという意味。ゆびさきは、「ちょっとエッチっぽいニュアンスを出したかった」との事。

主人公の少年の女装を題材にしたものだが、実際には主人公の幼馴染・主人公の同級生を取り巻く三角関係を描いた作品である。淡い少女漫画を思わせる絵柄とは裏腹に、近親愛系や同性愛系のモチーフが非常に多く、また様々な種類のフェティシズムに満ちており、「限りなく透明でささやかなストーリー」という作品コンセプトとは裏腹に、全体的には非常に濃い作品となっている。

初めは2003年NO.1からNO.6まで短期集中連載として発表され、同年NO.14より本格連載が開始された。そのため、単行本1巻の初版には「1巻」のクレジットはない。以上の経緯から、作者は「先の続かないような描き方にしてしまったため、続きを描くことが決まってからちょっと後悔している」と最終巻のあとがきで語っている。また同じく最終巻のあとがきでは、「(もし長期連載がわかっていれば)ドタバタコメディーのような話に持っていけれたのに」と作者が語っているように、作者自身初の長期連載ということもあり、彼自身も「経験不足で色々な失敗をしている」と認めており、それが2年以上の休載にも繋がっている。

ファンやネットユーザーからの略称は、「ゆびさき」または「さきミル」。ただ、掲載誌を同じくする『デトロイト・メタル・シティ』の略称である「DMC」になぞらえ、「YMT」と略されることもある。


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